
天王寺ふれあい落語会
天王寺区商店会連盟主催の落語会。
今回で、19回目。

立見まででる大入り満員の会場。
初めに、連盟会長さんと、天王寺区長さんの、ご挨拶。
それと、進行役の司会は、確か、松喬師匠の奥さんがされていたようで・・・。
一、笑福亭呂好・・・・・・・・・・「時うどん」
良いなあ、呂好さんの落語、・・・・奇をてらったところもなければ、
正統派に淡々と進めていくが、良く出来た噺であればあるほど、
噺に含まれている、落語のおもしろさのエッセンスが直接伝わってくる。
十年後の呂好さん、どんな落語家さんになっておられるのか、
今から、わくわく、愉しみですな・・・・。
二、笑福亭遊喬・・・・・・・・・・「二人癖」
お近くに住んで居られる遊喬さん、お知り合いも多くおられる地元での落語会。
今日は、6時開場にもかかわらず、4時半から並ばれて、314人のご来場、
座れない人も60人ほど、もっとゆっくり見れる落語会、近くにもありますのにと、
夕陽丘寄席(遊喬、鶴二、福矢、の三人会)の宣伝を・・・・
ほんま、近くでじっくり聴けまっせ。

応援の為に、頂いた夕陽丘寄席(遊喬、鶴二、福矢、の三人会)のチラシを。
噺は、一年に一度の間隔でよく聞く「二人癖」。
話にでてくる、将棋の“裸王”というのは
本当に勝てないものなのかどうなんでしょうか。
まあ、そんなことは解らなくても、愉しめる遊喬さんの「二人癖」でおました。
三、月亭八方・・・・・・・・・・・・「瘤弁慶」
この頃、よく聞く、ブラジル旅行のマクラ。
昔の旅行は人力車に馬に徒歩・・・・と、また、「胴乱の幸助」と思いきや、
伊勢参り、「七度狐」というてるうちに大津の宿、ええ「瘤弁慶」。
と、音曲入りで、珍しい噺を。
オチは定番の「夜のこぶは見逃しがならんわい」と難解なオチ。
(まあ、まえもって、説明するのも難しいですが)
八方さんの不思議なところは、途中での
「京都は綾小路麩屋町という、いたってあやふやな所に住んでおります。」
てな、台詞があたかも、八方さんがギャグとして差しこんだように聞こえることです。
すべてが八方風になっているのか、どっぷり落語の世界に入れてくれないのか、
答えは定かではありませんが、珍しい噺「瘤弁慶」久しぶりに聞かせて貰いましたで。
「上方落語まつりIN天王寺」
2015年9月25日(金)午後7:00開演
天王寺区役所 3階 講堂
一、笑福亭呂好・・・・・・・・・・「時うどん」
二、笑福亭遊喬・・・・・・・・・・「二人癖」
三、月亭八方・・・・・・・・・・・・「瘤弁慶」
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