とれたての短歌です | |
クリエーター情報なし | |
角川書店 |
☆☆☆
俵万智さんの短歌に、浅井慎平さんが写真をつける。
1+1が、それ以上にシナジー効果を発揮するのか、しているのか。
正直言って、微妙なところ。
ピタッと嵌っても、わざとらしいし、
あまりにもかけ離れていると、あれって・・・・。
落語と同じで、読み手の頭の中で湧きあがる映像が一番かも。
例によって、気になった歌を。
我を抱く麻の背広の両腕の若草色のしわを見ている
いつもより心はなれているみたい少しゆっくり歩いてみよう
あなたから電話が来る日と決めている理由(わけ)はないけどそう決めている
「今いちばん行きたいところ言ってごらん」行きたいところはあなたのところ
乗かえのホームで反対方向の電車に乗ってしまった心