ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

「とれたての短歌です。」~俵万智+浅井慎平

2017-12-05 22:13:51 | 本の少し
とれたての短歌です
クリエーター情報なし
角川書店

☆☆☆

俵万智さんの短歌に、浅井慎平さんが写真をつける。
1+1が、それ以上にシナジー効果を発揮するのか、しているのか。

正直言って、微妙なところ。

ピタッと嵌っても、わざとらしいし、
あまりにもかけ離れていると、あれって・・・・。

落語と同じで、読み手の頭の中で湧きあがる映像が一番かも。


例によって、気になった歌を。

我を抱く麻の背広の両腕の若草色のしわを見ている

いつもより心はなれているみたい少しゆっくり歩いてみよう

あなたから電話が来る日と決めている理由(わけ)はないけどそう決めている

「今いちばん行きたいところ言ってごらん」行きたいところはあなたのところ

乗かえのホームで反対方向の電車に乗ってしまった心



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする