ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

ヒャッケンマワリ~竹田昼

2017-12-12 05:06:07 | 本の少し
ヒャッケンマワリ (楽園コミックス)
クリエーター情報なし
白泉社

☆☆☆☆☆

年末に、何とも素敵な本に出逢う。

毎日新聞の文化欄の漫画を読んだで紹介されていた本。
実は、漫画など滅多に買わないので、新聞にでも紹介されるんだから、
平積み、山積み、されているもんだと勝手に想いこんで本の名前も作者も
控えずに行ったら、マンガ本の出版社と新刊の多さにビックリ。

先週、毎日新聞に載っただけで調べて貰ったんですがわからず、
後日、その新聞の切り抜きを持って行ったが無くて、
その場で注文してようやく手に入れた本・・・・・良かったですよ。

「ヒャッケンマワリ」・・・百軒廻り、かと思いきや、百聞周りの意味か。
夏目漱石の門下で、小説家で随筆の名手、内田百聞(うちだひゃくけん)に
ついて、ひたすら描いている本、・・・・漫画だが、エッセイっぽい、本である。

この作品集は、年に三回出る漫画誌に、一回につき数枚ずつ、8年がかりで
描かれたものです・・・そのスローペースが作品の味に。

内田百聞の鉄道随筆シリーズに「阿呆列車」というのがあるそうですが、
ご本人さん鉄道オタクなんですが、その当時の鉄道事情も解り興味深い。

また、竹田昼、さんの絵が、綺麗で素敵。

是非、どこかで、原画展開催して欲しいものです。

漫画ながら、ここまで感動できるなんて、凄いですね。

年末、最後に来た、素晴らしい贈り物でおます。


東直子集 (セレクション歌人 (26))ひとりで飲む。ふたりで食べる (講談社+α文庫)ヒャッケンマワリ (楽園コミックス)もうひとつの恋とれたての短歌です。
ハッピ-ロンリ-ウォ-リ-ソング57577―Go city,go city,city! (角川文庫)噺家の卵 煮ても焼いても: 落語キッチンへようこそ! (単行本)暮しの手帖日記笑う子規 (ちくま文庫)
ぼくの宝物絵本 (河出文庫)ナンセンス・カタログ (ちくま文庫)たんぽるぽる (かばんBOOKS)チョコレ-ト革命あなたの話はなぜ「通じない」のか




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする