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何気なく便利さで撮っているスマホでの写真。この本では、スマホ、SNSの組み合わせが従来の写真を大きく変えたと提言。一つ目はスマホによってカメラが驚くほど高性能になった。二つ目には写真が低コストになった。三つ目は誰でもカメラを持っている事。四つ目はスマホにはインカメラがついている、つまり自撮りが可能になった。当たり前のことで、これが何という感じですがこれが実に重要なことなんです。
その場で、安易に撮れる、そうなんです改まってではなく、気楽に撮れるので、SNSなどやっている私も日常の中で速やかにシャッターを押せる、その気安さが逆にSNSなんぞを後押ししてくれている。
自撮りするゼレンスキーと、しないプーチン。デモとSNS。顔認識の怖さ。唯一無二の「個性」を表す顔が、国によっては、独裁者によっては、中央集権的国家の管理と抑圧の為の便利なツールとして利用されてしまう。
顔こそが指紋以上に個人の識別に利用される時代。単なる肖像権ではなく、個人情報とすれば、顔を出して歩くということは、丸裸で歩いているのと同様であるそんな時代がもう既に訪れている・・・。
ああ、これからは更に自己というものを大事にして生きなければなりませんな。
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