ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

教養が試される341語・知らない日本語~谷沢永一

2019-08-22 05:15:25 | 本の少し
 ☆☆☆
まあ、ほんま教養が試されましたな。
二割ぐらいしか、知らなかったのでは・・・。

例えば「巫山の夢」(ふざんのゆめ)では、恋し合う男女は夢でも行き来する

「古今和歌集」には、「夢路には足も休めず通へども」という歌があるように、
平安歌人は、夢の中で男女が行き来する路を「夢の通い路」と呼んだそうです。
「夢の通い路」は落語「三十石」にでてくるんですが、
単に船に揺られて、夢の通い路と言うてると思っていたのですが、
男女の深い思いの行き来があったんですな・・・・。

ちなみに、彼らのの発想では、恋人の夢を見た当人よりも、夢に現れた恋人
のほうに強い思いがあるということになっていた。
(今では、ストーカーにはピッタリの発想ですが)

時代によって、判断、価値観って変わるんですな。

そんな言葉が、341語も紹介されてます。

コメント
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