第188回・和泉ワンコイン寄席~2020.10.17
一、笑福亭鶴太・・・・・「みかん屋」
初めての出会い鶴太さん、「訛りは国の宝」とは言いますが、
変な大阪弁で違和感たっぷり。
関東の人が使う関西弁みたいで、イントネーションがまるで違う。
異国の人が覚えた言葉のようで、落語の世界に入っていけない。
出身地を見ると、九州の飯塚・・・訛りを直さなければ、噺を選ぶか、
逆に地方弁落語と居直ってするか・・・・
まだ入門して4年、大阪弁をものにするようにチャレンジして欲しいですな。
落語は、声も大きく元気よく、メリハリもあって、表情も豊か、
落語家の度胸といい愛嬌といい、兼ね備えているので、客に伝える言葉に
磨きかけて欲しいですな。
二、桂恩狸・・・・・・・・・「ふたなり」
珍しい噺「ふたなり」、確か私ものんきさんで一度聞いただけか。
でもこんなレアな噺に挑戦するなんて、頼もしいですな。
噺っぷりも素敵で、時が経てば立つほど味がわいてくる噺家さんと・・・。
でも、文福さんのお弟子さん、個性派揃いで、皆さんよろしおますな。
三、笑福亭伯枝・・・・・「はてなの茶碗」
貫禄の一席。
茶金さん「千両の半分は持続給付金として皆さんに配らしてもらおうと、
その中から少しだけ残しておいて、親類や友達を集めてお祝いの酒盛りを
したいと思ってます」と、時世のニュースも入れての余裕の一席。
伯枝さん、今日も、楽しませてもらいましたで。
第188回・和泉ワンコイン寄席
2020年10月17日午後2:30開演
和泉シティプラザ3階
一、笑福亭鶴太・・・・・「みかん屋」
二、桂恩狸・・・・・・・・・「ふたなり」
三、笑福亭伯枝・・・・・「はてなの茶碗」
アクリル板に囲まれた高座
コロナウィルス防止ののためのアクリル板に完璧に囲まれています。
そして噺家さんごとに、扉を開けての換気実行。
これも、慣れてきましたが、横の連れと突きおうて笑えないことが
やはり寂しいですな。
やはり寂しいですな。
次回・・・第189回・和泉ワンコイン寄席
2020年11月14日午後2:30開演
演者さんは、笑福亭伯枝、笑福亭笑利、桂笑金、さんでおます。