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続いて、エルヴィン・モーザーさんの絵本。今度はお父さんと子どものための本に。そこで、前回よりも少し教えらしき部分が増えている。
すべての物語の最後にはその教訓のような言葉が書かれている。
例えば、
・お金持ちになると、ついゆだんをして、とりかえしのつかないことになるものです。 ・めずらしいものをつくると、じぶんもたのしいし、まわりのみんなも、ゆかいな気ぶんになれるものです。 ・おもいこみは、まちがいのもとです。 ・見ただけで、あいてをばかにしていると、あとでびっくりすることになるものです。 ・わるいやつほど、しつこくて、ちからのあるものほど、けんかをしたがらないものです。 ・世の中には、ふしぎなであいがあるものです。そういうであいは、たいせつにしないとね。 ・あって、はなして、いっしょにたのしいことをする。けんかをふせぐには、これがいちばんです。 ・なにごとも、いっしょうけんめいやれば、こまったことになっても、だれかがたすけてくれるものです。 ・また、だれかをたすけることは、からだはくたびれても、気もちのいいものです。 ・また、ひとだすけは、たすけられたほうはもちろん、たすけたほうも、いい気もちになるから、すてきです。 ・わすれてしまうことが、つごうのよいときもあるものです。
孫でも居ったら、ゆっくりとこんな絵本も読んでみたいですな。