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結局、人生において最後に残る趣味は何かと尋ねられたら、今のところ私は「落語」「読書」「音楽」「短歌」「料理」。
2020年に作った「ごまめの生き様」からこの三年間そして今年2024年に置いて「落語」が突出。全体の50%「落語」、40%「読書」、5%「短歌」、5%「料理」ですか。
すべて「落語」中心に回り出しています。この本の著者の林望さんも云ってるように「上手な素人」ではなく「下手な玄人」のレベルには達したい。まさに目指したい処ですな。
自分がいつまで健康で趣味が楽しめるかなど、誰にも予想がつかないことです。今後の人生の中で最も若く、気力も体力もあるのは、「今現在」の自分です。そう思うと、すべての活動は、健康との二人三脚です。
芭蕉の弟子の服部土芳の俳論書「三冊子」のなかに「松のことは松に習え、竹の事は竹に習え」と師の詞ありしも、私意を離れよという事なりと。
また「巧者に病あり」と、芸事の教訓とすべき言葉であろう・・・と。
また世阿弥の「風姿花伝」の序文のなかで、「稽古は強かれ、情識はなかれ」と。この「情識」というのは「我こそは」と思う慢心、あるいは「オレが、オレが」と自己過信する心の事です。たえず練習、絶えず進歩、しかもそのうえで常に自己批判と向上心、そうやって人生を豊かにせよと。
努力を続ける上で大事なのが、時間の使い方です。無職で自由に時間があるようで、寿命との勝負、ごまめにとって時間は無限ではなく有限です。
そう思うと、自由になるだけに、大切にっ使いたいですな。
でも焦ることなく、私にために、私のために、ゆっくり、ゆったり、使いたいものです・・・。