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すてきな本に出会いました。
「パリのすてきなおじさん」、街中の何気ないげおじさんたちだが、見た目が素敵だけではなく、生き方がすてき。
最初は紹介された人の絵、顔つきと見なりすべてがパリのおしゃれと感心していたのだが、読み進めるうちに、人生そのもの、生きるということがどれだけ大変で、それでいて各人の歴史、哲学があると気づかされる。
その言葉のかけらがどれだけ、キラリとひかることか・・・。
・「どうしてわたしたちはここにいるのか? なぜ人は生きるのか?」「人生を学んでいるあいだに手遅れになる」
・「静かな心でいれば、強くなれる」
・「人間には、人を憎む気持ちがある。権力者はそれを奨励する」
・「わたしは学問の意味を知りました。なぜ学ぶのか。博士になるためではない。世界を理解するため、自分で考えるためです」
・「ケツを振らなくても、まっすぐ歩ける」
・「料理人はテクニックは見せてはいけない。テクニックは食べれない」
・「ギャンブルしない人間は信用できない」
・「人を一般化しちゃダメ。どこにだって、いいやつもいるしバカもいる」
・「大事なのは将来ではない。いまですよ」
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