☆☆☆☆
江戸の人情噺のような大ネタ5つを事細かに分析。まあ、演者によって噺の受け取りかたがかわるのが落語。そこがおもしろくて、波長のあう好きな落語家さんができてしまう。例えば生で「芝浜」では、生志さん、志らくさん、さん喬さん、春蝶さん、鶴瓶さん、「夢の革財布」では雀三郎さん、雀喜さんで聴いているが、一番波長の合ったのがさん喬さん。ほど良い夫婦愛でほっこり。
でも思うのは、子の皆さんが語る改編の台詞。台詞があってこれを喋らそうとしているのか、その人物の心情に寄り添えばおのずから出てきた台詞なのか。どっちが先か気になるとこですな。
でも、落語をするようになって、セリフが腹に入った時点で、その登場人物になって気持ちを優先させて自由に喋らせるのも一案かとも思っています。
いま「ハンカチ」お稽古中ですが、だんだん嫁さんの柄が悪くなってこえが大きくなってきましたな。もとに戻したり、膨らませたり。この作業が大事なんでしょうな・・・・。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます