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この二月から歴史のある「岸城短歌会」の講師として、和歌山で活躍の金川宏さんをお迎えしました。その二月の歌会で、参考にと言われたのが俳句の池田澄子さんと、川柳の八上桐子さんのお二人。どんな方かと調べると図書館に本があったので早速借りたのがこの一冊。
何と格調高いエッセイ、文章なんでしょう。
俳句も、きりりと背筋の伸びる句ながら、どこか優しさが漂う。
気になった俳句、揚げておきます。
白桃のいたみながらのよい匂い
あきかぜにいちいちうごくこころかな
何と格調高いエッセイ、文章なんでしょう。
俳句も、きりりと背筋の伸びる句ながら、どこか優しさが漂う。
気になった俳句、揚げておきます。
白桃のいたみながらのよい匂い
あきかぜにいちいちうごくこころかな
木漏れ日をくださる初夏の桜の木
彼の世も小春日和か郵便局あるか
彼の世も小春日和か郵便局あるか
明石から淡路島まで日陰なし
他人の手のように我が手を温める
他人の手のように我が手を温める
椿から椿へ椿を褒めにゆく
じゃんけんんで負けて蛍にうまれたの
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