勇者たちへの伝言 いつの日か来た道 (ハルキ文庫) | |
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角川春樹事務所 |
☆☆☆
大阪ほんま本大賞を知って、その受賞作から買った本(2016年受賞)。
この勇者とは、「阪急ブレーブス」のこと。
私も元々、野球は阪急ファン。初めて日本シリーズで勝った時の、
新聞のタイトルの「阪急先勝」「阪急連勝」「阪急王手」「阪急優勝」を切り抜き
大事にしていたのですが、今改めて探すと・・・どこに、ですが。
そのファンにとっては、丁度懐かしい昭和42年頃の話。
西宮北口、駅に球場、山田久志に山口高志、加藤秀司に福本豊、
長池に森本、大熊に阪本、矢野に石井晶、懐かしいラインナップですな。
物語は、父親との思い出が、いつしか父の過去の物語に、
在日朝鮮人とも絡みながら、すすんでいくのですが、
タイムスリップしたような展開に戸惑いながら、
私にとっては、その当時の風景が懐かしかったの一言。
大阪の、それも、還暦前後の方には懐かしい本でおます・・・・が。
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