夜の蝉 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書) | |
クリエーター情報なし | |
東京創元社 |
☆☆☆
「円紫師匠と私」シリーズの第二作目「夜の蝉」「、最初に読んだのが一作目の「空飛ぶ馬」
二番目にに読んだのが三作目の「秋の花」、次に読んだのが五作目の「朝霧」、
そして今回が二作目の「夜の蝉」、最後は既に手元にある四作目の「六の宮の姫君」、
こんな飛び飛びの読み方する人も稀では・・・エヘン。
でも、主人公の「私」が、学生だったり、社会人だったり、読んでいて違和感がないのは
仲のいい存在の春桜亭円紫さんが、案内係のごとく常に傍にいてくれるからか・・・・。
この「円紫師匠と私」シリーズの好きなところは、ミステリーと言われながら
死んだり殺したりが無くて、日常のちょっとした不思議な出来事に疑問を持ちながら、
師匠と一緒に謎解きにあたるところ・・・そこには伏線として落語の演目がでてくる。
今回は「山崎屋」、「鰍沢」、「つるつる」ですが、でもすべて上方では馴染みの少ない
江戸落語ばかりで、師匠の言葉で説明されるまでまったく検討もつかず、
ちょいと遠い存在になった「夜の蝉」でおました。
追伸、表紙の絵の主人公、結構好きなタイプでおます。
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