ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

遠慮深いうたた寝~小川洋子

2022-04-10 10:10:10 | 本の少し
 ☆☆☆

淡々と流れるエッセイ。普段着でありながら、どこかよそ行きのようなエッセイ。大きな事件が起こるわけでもなく、笑える失敗が起こるでもなく、淡々と日常生活が過ぎてゆく。

まあ、小説のしても、不思議な世界を織り成す、小川洋子さんですもの、エッセイも一味も二味も違いますな。




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花は咲けども噺せども~立川談慶

2022-04-09 09:09:09 | 本の少し
☆☆☆

「落語は人間の業の肯定である」と言う師匠立川談志の言葉を、小説にすればこのような話になるのか・・随所に落語である人間の業が現れる、すなわち談慶さんにとってみれば、新作落語を三本ほどつくって、それをご披露してくれたような小説。

いいね・・・付箋はあるところは
・落語は「ダメな亭主にしっかり者の女房」・・周りはすべてこれですな。
・「小林一茶に十五を足せば、これがほんとの十六茶」

談慶さん、大阪で聴いたのはもう何年前か、またじっくり大阪で落語会してほしいですな。
そうです、畠山健二さんに出合ったのもこの時、そして「本所おけら長屋」シーリズ読み出しのも、この時でしたな、しばらく、「おけら長屋」も読んでいませんな。ご一緒の落語会、是非でおます。


 
 
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ごまめ自家製らーめん・582~2022.04.08

2022-04-08 13:13:13 | パスタ・焼きそば・皿うどん
ごまめ自家製らーめん・582~2022.04.08

“旨辛海鮮ちゃんぽん”

またしても、韓国の辛々ちゃんぽん。昨晩の麻婆豆腐の残りも入れながら、辛い辛い、一杯をすする。でもこの辛さ、さすがに辛いんだが、お汗が噴き出す途中から甘く感じるから、麻痺するのか人間の味覚とは不思議なものです。
夏にかけても、案外辛いもの欲しくなりますな。


②、農心(NONGSHIN)の韓国風Premiumちゃんぽん
麺は太麺、みぞがあってスープが絡む。
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コロナ後の世界・・いま、この次点から考える

2022-04-08 08:08:08 | 本の少し
 ☆☆☆☆

2020年9月発行で「コロナ後の世界」とあるが、ロシアのウクライナ侵攻の2022年の今にも相通じる内容。

今、私たちは、新型コロナウィルスの急激で長期にわたる蔓延とウクライナ侵攻によって、人類は一瞬、終わりがあるのを感じた。世界の終わりは、人類の終わりは、資本主義の終わりは・・・このようにやってくるのではと。

このコロナウィルスこそが、東日本大震災でも「変える」ことができなかった日本の最後の「変える」ことの最後の部品、新時代に「チェンジ」する「鍵」ではなかったと思う。ウクライ侵攻も含めて、近隣の国との関係も、いままでの楽観的政策だけで期待通りに行くとは限らないのは明白である。

それだのに、日本は、クズの、クズによる、クズのための政治になっている。クズとは「言葉の自動機械・法の奴隷・損得マシン」のこと。言葉遊び、詭弁ばかりの国会答弁、法の下でを逆手にとってコロナ対策でも「飽くまで自主要請で、どうするかは皆さん次第」との責任逃れ。私利私欲で行政官僚を使い回す前首相からは脱却したいともがく現首相、まあ、詭弁が少ないだけはましですが、本来政治家は、危機に際して国民の生存のために実践に勤しむ者だ、大いに期待したいもんです。

冷戦終結は、昭和の終わりとほぼ重なった。従って、「冷戦後」というのは私たちの世界では「平成時代」と呼ぶのが丁度良い。「令和時代」はコロナとともにはじまった、この「節目の年」であるならば、次の時代を考える良い機会である。最低でも向こう20年ぐらいは影響を与えるだろうし、「段階的、階段的」に考えを深めなければならないだろう。

コロナ危機とウクライナ侵攻は、まさに民主主義とグローバル化揺さぶっている、しかしこれを機会により高度な民主主義と新たな世界的連帯を実現することはできないのか。日本社会のみならず、人類の未来がかっている。

多くの人々の命が脅かされる「非常事態」では・・・命を脅かすのがウィルスであれ、戦争、経済危機、原発事故やAI(人工知能)による事故であれ、少なくとも現在の政治権力は、「人命」を守ることを最優先に政治を行う。人々に対して「生存する」ことを最優先に求める。非常事態では、時限的とはいえ、「生存」以外のあらゆる価値が、「生存」のために無効にされる。今、いつでもまた「生存」以外のあらゆる価値が無効化されうるような「新たな日常」が始まろうとしている、一人の国民として「覚悟」を新たに問われている。

目先の幸せより、永遠の幸せ、それを残すのが今私たちの喜び、幸せになるはずだ。





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うどん ごくう・阿波座~2022.04.07

2022-04-07 12:12:12 | うどん・蕎麦・そうめん
うどん ごくう・阿波座~2022.04.07

“ごぼう天うどん”

今日は、日生病院が午前中で終わったので、久しぶりに阿波座の“ごくう”さんへ。ここは、美味しいおうどんを食べさせてくれるが、お値段お値打ち。昼のランチは、おうどんに美味しいかやくごはんがついて、800円。
値上げが目立つ昨今、頑張っておられますな。
ここの、ごぼう天、フリッターみたいにカリカリに揚げられていて、時間が経ってもパリパリ感があって美味しい。

今日は、このまま本町へは出ずまっすぐ帰宅でおました。

②、美味しい、鶏そぼろと野菜のかやくごはん

③、色々選べる、お昼のセット。

④、メニュー
カレーうどんが美味しいらしいが、
一度も食べたことがありません。


⑤、阿波座・うどん ごくう、さん。
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つまんないつまんない~ヨシタケシンスケ

2022-04-07 07:07:07 | 本の少し

 

☆☆☆☆

世の中には「おもしろいこと」と「つまらないこと」しかないのかな。
でもどちらでもない「なーんにも かんがえていないとき」もある。
「きがえているとき」「ハミガキしているとき」「ゆでたまごむいているとき」、ぼやーっとしている時って、案外楽しい方に傾いているのかも・・・。

そんな、ぼやーーと、できる、ヨシタケシンスケさんの絵本でございます。


しかし

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ごまめ自家製うどん・581~2022.04.06

2022-04-06 12:12:12 | うどん・蕎麦・そうめん
ごまめ自家製うどん・581~2022.04.06

“カレーうどん”
無印のグリーンカレーとビーフカレーを混ぜながら、カレーうどんを作る。
やはりグリーンカレーの辛さは独特、汗が噴き出してきたが旨い。カレーうどんは当たり前ですが、カレーの旨さで決まりますな。
日清のエスニックヌードルシリーズのグリーンヌードル、この頃見かけませんな、夏も近づいてきたので、食べたくなってきましたな。
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ふまんがあります~ヨシタケシンスケ

2022-04-06 06:06:06 | 本の少し

 

☆☆☆

ヨシタケシンスケさんの今週三冊目の絵本。
娘からの「ふまん」にいちいち答えてあげるおとうさん。

「うるさいな」ではなく、多少言い訳じみてますが、答えるおとうさん。
どこか、うそではと気づいてる娘さん。その言い訳を楽しんでいる、どこかで見ましたな・・ああ落語の「ちはやふる」、まあ子供ではないですが、言い訳と言うのも・・案外、かわいいもんでおます。

そして、どんな形でも会話があるというのは、良いことでおます。



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りゆうがあります~ヨシタケシンスケ

2022-04-05 05:05:05 | 本の少し

 

☆☆☆☆

いっきに、ヨシタケシンスケさんの絵本、続きます。

癖ってありますよね。
この絵本の主人公の僕ちゃんは、その癖には「りゆうが あります」といってあれこれ言い訳をします。落語には、「二人癖」と「四人癖」と言うのがありますが、なかなか直せるものではありません。

私の悪い癖は、手振り身振りで手がよく動くことで、よく人を指すといって親から叱られたことが思い出されます。この癖、いまだに直っていないようで、落語講座でご指摘をうけましたな。

三つ子の魂百まで・・こわいですな。


りゆうが

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新福菜館・京橋~2022.04.04

2022-04-04 15:15:15 | ラーメン・冷麺・ちゃんぽん
新福菜館・京橋~2022.04.04

“中華そば”

今日も関西医大病院に行って終わったのが3時。うどんの有名店は休憩中。そこで京橋、ラーメンで出てきたのがこの新福菜館さん。
創業昭和13年の京都最古参のラーメン屋さんとかで、焼きめしも真っ黒で通称、京都ブラックと言われてるようです。

お味は、見た目こってりですが、それ以上の旨味たっぷり。そして焼豚の美味しいこと、軟らかくて脂身も程度にあって普通なのに量もたっぷり。そして上に載ってる青ねぎがまたシャリシャリ感とスープをさっぱりさせる効果でこれまた、旨い。

今度は、中華そばも小にして、あの黒チャーハン食べてみたいですな。

②、このネギだけでも、旨い。

③、麺は少し太麺。

中華麺は、太さで、食べ応えが変わりますな。

④、Kiki京橋店
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りんごかもしれない~ヨシタケシンスケ

2022-04-04 04:04:04 | 本の少し

 

☆☆☆☆

この本が、ヨシタケシンスケさんの絵本デビュー作。
子ども向けの絵本でありながら、どこかほんわか哲学的な匂いがもうしてる。

テーブルの うえに りんごが おいてあった。
・・・でも・・・もしかしたら
これは りんごではないのかもしれない。

ではじまる・・・たのしい絵本。

これを見ていて、思い出したのが。枝雀さんのSR落語の「定期券」

あ、こんなところに定期券が落ちてる。
誰が落としたんやろ?
名前も何も書いてへんがな。
分かった、期限が切れてるから捨てたんやな。
期限、期限と、、、期限も書いてへんがな。
これ、なんで定期券と分かったんやろ。

これやと思っているのは、単に表だけを見て信じているだけなんでは・・と。

「りんごかも しれない」これは「てつがくしょ かもしれない」



しかし

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笑福亭鶴二独演会~2022.04.03

2022-04-03 21:21:21 | 笑福亭鶴二
問答
笑福亭鶴二独演会~2022.04.03

本日は、笑福亭鶴二さんの繁昌亭での独演会。
一番前の一列だけは残して、他は全席使っての落語会。やはり笑いも熱気も倍増。

一、笑福亭智丸・・・・「転失気」

まずは、私のお気に入りの落語家さん、智丸さんの登場。得意の「転失気」、今回で四回目。変な力みもなく淡々と噺を紡いでいく智丸さん、ほんま好きですな。
和歌つながりの「鼓ヶ滝」も好きですし、もう入門して十年になるんですね。
何かの会にお伺いして、大ネタもみいてみたいですな。

二、笑福亭鶴二・・・・「餅屋問答」

こんな噺されているときの鶴二さん。お気楽さがふわりと出てきて楽しい高座に。でも後半の無言の行からは、仕草で落語を進めなくてはと、案外パントマイムのごとく、気を使うネタですな。

三、林家うさぎ・・・・「莨の火」

一度だけ先代の染丸さんで聴いたことがある、レアな演目「莨の火」。やはり林家のお家芸、うさぎさん、しっとりと聴かせてもらいましたで。顔もふっくらしてきて師匠の染丸さんに似てきたので「景清」「猿後家」「悋気の独楽」あたり聴いてみたいですな。

中入り
四、鶴二×うさぎ・・・・「対談」
歳と言い、入門もまるっきり一緒の同期の二人。入門したてのときのハナシを面白おかしく、でもボケ役は一身に鶴二さんが引き受けていたんですな。ひと言多くても、憎めんと言うのは得(徳)でおますな。


五、笑福亭鶴二・・・・「宿屋仇」

「井八!」と「源やんは色事師」のセリフが頭にこびりつく「宿屋仇」。でも、ええ歳の男がほたえることができる友というのはええもんでおますな。
独演会の度に新ネタをおろされる鶴二さん、次は9月に朝日生命ホールで独演会・・・さて、何をされるのか、楽しみでおます。

笑福亭鶴二独演会
2022年4月3日(日)午後6:00開演
天満天神繁昌亭

一、笑福亭智丸・・・・「転失気」
二、笑福亭鶴二・・・・「餅屋問答」
三、林家うさぎ・・・・「莨の火」
中入り
四、鶴二×うさぎ・・・・「対談」
五、笑福亭鶴二・・・・「宿屋仇」




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ごまめ自家製らーめん・580~2022.04.03

2022-04-03 12:12:12 | ラーメン・冷麺・ちゃんぽん
ごまめ自家製らーめん・580~2022.04.03

“和歌山の味・中華そば”


この前食べたこのオークワさんの“和歌山の味・中華そば”が美味しくて、嫁さんにお薦めで作りました。焼豚、もやしはもとより、今日はメンマも張り込んで入れました。嫁さんに喜んで貰おうと思うと気い使いますな。

②、オークワさんの“和歌山の味・中華そば”
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まぬけなこよみ~津村記久子

2022-04-03 08:08:08 | 本の少し
 ☆☆☆


なぜか、読み終えるのに手こずった本。いつもは長くても二日では読み終えるのに、この本、なんと一週間もかかってしまった。まあ、他にすることも月末に集中してしまったのもありますが、歳時記に即して書いてあるんですが、あまりにも淡々としているので、10ページもするとほかにしなければならないことが浮かんできて、本を閉じる、その繰り返し。その間に他の本がどんどん抜かしていってしまう。

ようやく、読み終えましたが、書いてあることは楽しいんですが、なぜかどっと疲れた本でおましたな。
 
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第5回・岸和田ボランティアガイド企画・いきいきウォーク・②「春の久米田寺」

2022-04-02 16:16:16 | 街で

第5回・岸和田ボランティアガイド企画
~いきいきウォーク・②「春の久米田寺」~
2022年4月2日(土)10:00集合

今回のメインである388種の和泉の野草天井画を見る

②、華厳院
このお堂の天井に、こだわりの天井画があります。

③、和泉の野草天井画
岸和田の画家、稲垣藍さんが1988年に描いた388種類の身近な可憐な草花。早春が7種、春が109種、夏が187種、そして秋が85種。各シーズンごとにまとめて書かれています。イラストタッチで床から眺めていても見やすい天井画を特別に拝観。



④、大師堂
いけばいつもここで手を合わせているので、本堂と思いきや、御影堂で、弘法大師の像が安置されてます。

⑤、金堂(本堂)
本尊は釈迦如来、脇には普賢・文殊の両菩薩立像が、この今の金堂は1770年(明和7年)の再建。堂内には松平定信筆の「降池院」の三字額が揚げられています。

⑥、多宝塔
平成15年に、約450年ぶりに再建。もともと弘法大師空海が唐より帰朝後、伝法の拠点とした京都の東寺より足利直義により久米田寺に奉納せられ、遺存していた仏舎利をお祀りしている。

⑦、靖霊殿
昭和32年10月建立。日清、日露から太平洋戦争に至る、岸和田市出身戦没者の例を祀っている。中には、唐僧玄装三蔵法師の御霊骨を奉安し、靖霊殿と。


⑧、千手観世音菩薩
行基菩薩四十歳のとき、災厄を徐かんがために、自刻と伝える千手観音を安置。

⑨、久米田寺
聖武天皇の勅願により、行基が734年(天平6年)に開創。東大寺や高野山より古いというのが自慢です。


いきいきウォーク・②「春の久米田寺」




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