ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

未来のだるまちゃんへ~かこさとし

2022-12-24 08:08:08 | 本の少し
 ☆☆☆☆

絵本作家さんのかこさとしさん。
絵本の対象にしている「子ども」に何かを教えようというのではなく、「子ども」たちはひとりひとりちゃんと自分で考える力をきちんと持っているので、そこから逆に学ぶことも多くちゃんと向き合うことを大切されている。

原発や貧困、飢餓、差別、環境破壊、など社会の持つ未完、劣悪の状態に接し、紛争や戦争が止むことのない社会を憂う。残念ながら四年前に亡くなられたが、次の時代の「子ども」たちに残すべきものは何か、熱くあつく語っておられますが、その一時代前の大人の端くれとしたら、耳の痛いハナシばかりでおます。

すべての親子に贈る、希望のメッセージとあります。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アホの喜ィ公toカミナリのお松の会・in繁昌亭~2022.12.23

2022-12-23 21:21:21 | 笑福亭鶴二

アホの喜ィ公toカミナリのお松の会・in繁昌亭~2022.12.23

今日は楽しみにしていた「アホの喜ィ公toカミナリのお松の会」。
寒い寒い中、池田の猪買いみたいに、家にあるもんミナ着て出かけましたで。
詳細は、あとで・・・。

一、笑福亭呂好・・・「平林」
あまり落語に馴染みのない地方でやった「平林」でのお客さんとのヤリトリをマクラに。あまりのおもしろさで全日空寄席にもマクラだけ活かされてるようです。それで今日は時間のつごうもあり、その時トラブってできなかった途中からと「平林」を・・・マクラが良すぎると本番の落語でそれ以上というと辛いですな‥オードブル、前菜はほどほどがよろしいようでおますな。

二、桂三扇・・・・・「シルバーウェディングベル」(三枝作)
寒いクリスマスイブイブの本日。福知山から出て来れれた三扇さん。師匠の三枝さんの作の84歳のお婆さんの結婚披露宴を・・・。
高齢化時代、こんなこともあるでしょうな、いつまでも前向きに突き進む、やはり恋心って大事ですな。
あと20年経った時の実年齢に近くなった三扇さんの「シルバーウェディングベル」聴いてみたいですな・・・今から楽しみです、そのためには私も長生きしなければでおます。

三、内海英華・・・・「女道楽」
英華さん、粋で華やかでおますな。「さわぎ」「さのさ」「のんき節」「淡海節」「やぐら太鼓」と唄も三味線も語りもどれも逸品。そして、「さのさ」では下座の呂翔さんらに細かく指示とボケを教え込む、こんなのも舞台での実践での講座でおますな。そして、「のんき節」での吾妻ひな子さんと鳳啓介さんの話や、「淡海節」での藤山寛美さんの話など昔の楽屋の風景を思い出しながら紹介してくださる、英華さん、まさに上方落語の生き地獄、いや粋字引でおますな。

四、鶴二&英華・・・「トークの時間」
ラジオ大阪の「hanashikaの時間」が繁昌亭から中継されたようなおふたり。まさにアホの喜ィ公tとカミナリのお松、そのままで糸の切れかけた凧みたいに空に漂う鶴二さん、それを手元に戻そうと操る英華さん。昔の寄席の夫婦漫才、人生幸朗・生恵幸子さん、敏江玲児、蝶々雄二さん、唄子啓介さん、大助花子さん、見てるようで、なぜか懐かしくなりますな。

繁昌亭の手ぬぐい二枚組を六人の方にプレゼント、それを仕切るのも英華さん。当った方に二階席に一階席と走り回ったのが呂翔さん。そばに立っているいるだけの鶴二さん、いいキャラ、楽なキャラ見つけましたな。

後半は、呂好さんに三扇さんに近藤綾香さんまで出てきてのにぎやかな高座。この楽しさが、このお二人のキャラでおますな。

五、笑福亭鶴二・・・「蛸芝居」
二十年ぶりに、英華さんのリクエストでの「蛸芝居」。蛸までが芝居好きというバカバカしい噺。あの蛸の墨で暗闇になるとこ好きですな・・・。来春の独演会にはこの「蛸芝居」と「らくだ」とか、楽しみでおますな。

アホの喜ィ公toカミナリのお松の会・in繁昌亭
2022年12月23日(金)午後6:30開演
天満天神繁昌亭

一、笑福亭呂好・・・「平林」
二、桂三扇・・・・・「シルバーウェディングベル」(三枝作)
三、内海英華・・・・「女道楽」
四、鶴二&英華・・・「トークの時間」
五、笑福亭鶴二・・・「蛸芝居」
三味線・はやしや薫子、鳴り物・林家染八・呂翔、お茶子・近藤綾香

①、天満天神繁昌亭

②、アホの喜ィ公toカミナリのお松の会
③、鶴二、三扇さんの二枚看板

④、トークの時間
「Hanashikaの時間」そのままのおふたり。

⑤、出番が終わった呂好さんと三扇さんも

⑥、本日お茶子役の近藤綾香さん
「Hanashikaの時間」の水曜日のアシスタントされてます

⑦、繁昌亭の緞帳
天神祭りでおます。

⑧、クリスマスイブイブプレゼント
英華さんオリジナルの缶バッチ・嬉しおます。
⑨、終演後におすそ分けに頂いたお花
早速花瓶に入れましたで・・・。


⑩、次回は2月3日(金)角座で開催。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ごまめ自家製うどん・775~2022.12.23

2022-12-23 13:13:13 | うどん・蕎麦・そうめん
ごまめ自家製うどん・775~2022.12.23

“月見きつねうどん”

嫁さんが炊いたお稲荷さん用のお揚げさん、きつねがあったのでそれだけではさびしいので、月見に。月見の黄身が溶け出すのって美味しいですよね。でも卵の白身、温温のお出汁を掛けながら固めるのって気つかいますよね。

でも、たまの月見も美味しおましたで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アロハで酒場へ~なぎら健壱

2022-12-23 07:07:07 | 本の少し
 ☆☆☆

人生100年時代、好きなことして生きましょう。という本。
もう私は、以前みたいに飲むことができなくなって残念ですが、仕事を辞めて好きなことに没頭、「読書」「落語」「短歌」「うどん」「音楽」と五種競技と絞っております。そのために「釣り」も「ゴルフ」もはみだしましたがこれも仕方なしと少し奥にしまい込んでいます。

「人生七十古希稀なり」。ここまで生きたのだから少しは頑固になって、マスコミや口コミを信じるのではなく、自分を信じて生きようと・・・。

でも、昨日のつづきは今日だけど、明日は今日のつづきではない。人生を楽しむ、好きなように生きる。ただそれだけ「人生は暇つぶしって」なんて素敵な言葉なんでしょう。

80歳までならガタを抑えながら新しいことにも挑戦できると思うし、新しい体験や出会いももうちょっとあると思うんですよね。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ごまめ自家製うどん・774~2022.12.22

2022-12-22 12:12:12 | うどん・蕎麦・そうめん
ごまめ自家製うどん・774~2022.12.22

“肉とろろうどん”

昨晩の牛丼の残りを使って“肉うどん”を。二人前に分けるには少ないので、長芋もおろしたとろろを足す。この組み合わせ、冷のぶっかけなんぞがベストですが、とろろが温かいかけでも肉とお出汁にからんだのも、美味しおます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

短歌遠足帖~東直子・穂村弘

2022-12-22 10:10:10 | 本の少し
☆☆☆☆

穂村弘さんと東直子さんが、ゲストの方とそのゆかりの場所へ行っての吟行。
動物園、神社仏閣、東京タワー、博物館、美術館、競馬場と、その場所とゲストの方で、穂村さんと東さんの歌のニュアンスが微妙に違うのがおもしろい。

短歌って、やはりその日のお相手、環境、状況によって変わるものというのが良く解ります。そのこころの揺れが、短歌なんでしょうね。

私も、一人吟行してみようかと・・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

BLUTUS 2023年1月15日号「それでも本を読む理由。」

2022-12-21 07:07:07 | 本の少し
☆☆☆

来年号は今年は早くもう読みましたで・・偉い。
このような本、紹介本は結構おもしろおます。自分が読んでいるのがどれだけ偏っているのかまるわかり。ジャンル的には10%も満たしてないのでは。

ということで、この本で多少広げて読書にチャレンジしようと、高げな本が多いので後悔しないように図書館で探ってみます。

それも「積読本」に押しつぶされそうになっているので、それも年明け手からにさせてもらいますわ。




 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ごまめ自家製らーめん・773~2022.12.20

2022-12-20 22:35:06 | ラーメン・冷麺・ちゃんぽん
ごまめ自家製らーめん・773~2022.12.20

“チャーシュー中華そば”

冷蔵庫にあるもの大蔵ざらえで、チャーシュー、メンマ、ニラ、これをすべて使っての魚介豚骨醤油の中華そばを・・。この味で言うと、オークワさんの和歌山中華そばの細麺の方が好き。そういうのがあると、今日のラーメンあと二袋残っているのに困りましたな。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

BRUTUS  2022年1月15日号「百読本」

2022-12-20 07:07:07 | 本の少し
☆☆☆

買ったまま置いてあった本、雑誌。もう少しすると年を越えてしまうので、急いで読む。何度でも読みたくなる本「百読本」。私の場合は一番読み返した本とといえば、北杜夫さんの「ドクトルマンボウ昆虫記」ですか、それでも10回ぐらいですか。

まあ、沢山紹介されてる中で気になる本を控えときました。
図書館に無いのは、BOOKOFFにも無いようで、年が明けたらまた順に予約してみようと・・・。


②、ごまめの「十読本」・「ドクトルマンボウ昆虫記」

③、メモ書き・
よく見るとほんと走り書きで、自分しか読めない悪筆ですな。




 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ごまめ自家製パスタ・772~2022.12.19

2022-12-19 13:13:13 | パスタ・焼きそば・皿うどん
ごまめ自家製パスタ・772~2022.12.19

“きのこボロネーゼ”

このwelnaのパスタソース、一人前ずつに分かれているので便利。しめじと舞茸とソーセージを炒めてお湯を足して煮込んでからパスタソースを入れて準備OK。そこに茹で上げたスパゲッティを入れて絡ます。このソース、ケチャップっぽくなくて好きで役に立ってます。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

江戸で部屋さがし~菊地ひと美

2022-12-19 09:09:09 | 本の少し
 ☆☆☆☆

江戸の暮らしはどんなもんだったんでしょう。当時の長屋と商家と武家屋敷の住居と暮らしぶりを、絵と文で紹介。

日頃落語で親しんでいる住まいを目のあたりにして、改めて再認識。

『長屋』というと「貧乏長屋」「宿替え」「青菜」「延陽伯」「堀川」「不動坊」「みかん屋」「へっつい幽霊」「黄金の大黒」に「近日息子」、「尻餅」「高尾」に「書割盗人」いちばん悲惨なのが「らくだ」ですな。

『商家』というと「千両みかん」「崇徳院」「猿後家」「悋気の独楽」「片棒「寝床」」「百年目」「口入屋」「七段目」「立ち切れ線香」丁稚で言うと「平林」「金明竹」「試し酒」「仔猫」に「鬼の面」と色々ありますな。

『武家屋敷』となると上方落語には少ないのでは、「井戸の茶碗」「禁酒関所」ほんま少ないですな、こじつけでちょっと出てくるのが「宿屋仇」と「皿屋敷」、武家の座敷が舞台になった落語ほんまありませんな。

でも、裏長屋の標準的な部屋とは、九尺二間の四畳半一間の板敷きに半畳ぐらいの土間。ほんま風呂もトイレもない愛想のないワンルームで、あの「青菜」にでてくる押入れがあるなんて、さすが植木屋の職人さん、長屋といっても上質の部屋に住んでたんですな。

まあ、これから落語聴くとき部屋の状況が詳しく見えてきそうでおます。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ごまめ自家製うどん・771~2022.12.18

2022-12-18 12:12:12 | うどん・蕎麦・そうめん
ごまめ自家製うどん・771~2022.12.18

“天ぷらうどん”

午前中にオークワへ買い物に行ったので、そこのお惣菜売り場で買った天ぷらで、“天ぷらうどん”を。海老、いか、竹輪、さつまいも、レンコン、しいたけ、ごぼうなどが入って、豪華天ぷらうどんに・・ここの天ぷらはあまり衣も厚くなく、ほど良く美味しく頂けましたで。

②、オークワの将軍巻き
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第217回・和泉ワンコイン寄席~2022.12.17

2022-12-17 17:17:17 | 和泉ワンコイン&笑福亭伯枝
第217回・和泉ワンコイン寄席~2022.12.17

一、桂かかお・・・「兵庫船」
16歳の時小枝さんに入門、今年19歳のぴちぴちのかかおさん。入門のきっかけになったのがこの「兵庫船」、なんと渋い落語で感動とはちょいと違いますな。好きなのが、ザ・ピーナツと植木等さんとは、これまった澁おますな。

小枝、小留(チロル)、かかお、のチョコレート一門さん。次に続くのは、ココア、ガーナ、ゴディバ、女の子だったらミルクにショコラ。なんや、犬の名前になってきましたな。

でも、若いってよろしいな、ハツラツのかかおさんの落語でおました。

二、笑福亭伯枝・・「時うどん」
「時うどん」伯枝さんで聴くのは初めて。ベテランさんが演じる前座ネタ、やっぱりよろしいですな。東京の寄席へ行くと、芸歴20年以上の方が早い出番に出てこられてさらりと前座ネタされますが、それがかっこよくて粋。

これからも、和泉ワンコインでもゲストによってモタレの時は、積極的に前座ネタご披露お願いしたいですな。

三、笑福亭学光・・「千両の富くじ」
さすが、ベテランさん。初めて聞く噺ですが、「文七元結」と「高津の富」と「富久」を上手くミックスしたような噺。でも、良い噺ですな。

また聴きたいということは、やはり学光さんの十八番ですよね「千両の富くじ」。今日はほんま良い落語聴かしてもらいましたで・・。

第217回・和泉ワンコイン寄席
2022年12月17日(土)午後2:30開演
和泉シティプラザ

一、桂かかお・・・「兵庫船」
二、笑福亭伯枝・・「時うどん」
三、笑福亭学光・・「千両の富くじ」



第218回・和泉ワンコイン寄席
2023年1月21日(土)午後2:30開演
和泉シティプラザ・3階






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「笑福亭伯枝のおもしろ落語講座・21」~2022.12.17

2022-12-17 10:10:10 | 和泉ワンコイン&笑福亭伯枝

「笑福亭伯枝のおもしろ落語講座・21」~2022.12.17

今日もお二人が欠席、四人だけの講座、淋しおます。

今日は遠慮して、「一文笛」の後半の部分だけを話して、伯枝師匠に見てもらう。少し秀が泣きっぽくなって落語全体が“クサく”なりすぎていると。私にとっては軽い人情噺と熱っぽくしたんですが、あまりにも過剰過ぎてクサくなっているとは・・・。
演じる自分と、客観的に見る自分の二つの視点が必要なんですな。
一度、あっさり版とこってり版の両方ビデオ撮りして見比べて、ごまめなりの匙加減探りますわ。

一、人支亭白木・・・・「寿限無」
一、善哉亭あずき・・・「平林」
三、散歩亭ごまめ・・・「一文笛」
四、和泉家ジャスコ・・「動物園」


②、2022年度の第四期(1月~3月)も申し込みしました。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「暇活」・もしも短歌がつくれたら~2022.12.16

2022-12-16 22:22:22 | 暇・学習
「暇活」・もしも短歌がつくれたら~2022.12.16

久しぶりに参加しました。来年の岸城短歌会の公開講座に牛さんがトークのゲストに参加してくださるので、ご挨拶を兼ねて参加。ほんと久しぶりでおます。
牛さんに、ならさん、なべとびすこさんに、下田さんと私の五人。こじんまりと、そしてじっくり短歌を楽しみました。

引いたお題は「天国」と「履歴書」だったんですが、今週の日曜日、11日の朝に十五も歳が離れた兄が八十五歳で亡くなったので、「天国」に届けと歌を詠みました。

「お父さんあかんかったわ」道端で私を見上げるおすわりのモカ

骨拾い綺麗に残る喉仏歯とか鼻とか耳の穴まで

これからは一年ごとに近づくで 止まったままの大っき兄ちゃん

せっかちにひ孫に会えて眠らせる八十五年使いし體
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする