おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

かっこよすぎる!!? ブルガリア交通警察

2006-08-08 00:42:52 | ブログ

略して「KAT」と呼んでいます。とにかくどこにでもいます。KAT以外の警察官とあまり区別がつかないのですが、交通の要所には必ず詰め所があります。(ちなみに、高級住宅街の入り口には「ジェンダルマリア」と書かれた機動隊のような警察もいます。普通の警察とどう違うんでしょう??)

かなり前のことですが、ソフィアに行くと、かの悪名高いブルガリア通りに20mおき位に警察官が立っています。この通りがなぜ悪名高いかというと、以前、この通りでブルガリア第2の金持ちだった銀行の頭取が暗殺されたのです。だからかな~、なんて思っていたら、警察のうち何人かは透明のシールドを持っています。チョッと普通じゃないなあ・・・と思っていたら、アメリカのライス国務長官がソフィア中心のエンデカに来ていたとの事。だからか~。と、納得。

にしても、通り沿いに立つ警官の多さと、和やかさにビックリしました。あまりにいっぱいいて、ニュースを聞いていなかった私でさえも、「きっと外国の要人が来るに違いない」と分かってしまいます。そしてみんなで集まって(プラスティックのカップのコーヒーを飲んでる警官も)談笑しています。「まあ~、余裕っスヨ」と聞こえてきそう。でも、考えてみたら、ここってイラクのとなりのとなりの国なんですよね・・・ あまりの余裕っぷりにこちらまで安心(?)しちゃいました。

あと、日本と違うのは、おまわりさんたちが家から制服で仕事に通っていること。ソフィアにいた頃はよく、トロレイ(トロリーバス)のなかでショッピングセンターの袋をさげたおまわりさんを見かけました。ここでは手荷物をこうしたビニール袋に入れて歩くのは一般的なことなのですが、それにしても「ビラ」とか「ヒット」とか書いてるのをおまわりさんが持っているとなんだかほのぼのしちゃいますね。

KATのパトカーは白いオペル・アストラが大勢を占めているのですが、まだ結構ラーダのパトカーも走っています。75年式のラーダにキリル文字で「ポリツィア」と書かれています。一応無線なども積んでいるようです。あと、珍しい4ドアのラーダ・ニーバ(新しいみたい)のパトカーもあります。

Katcar  かと思えば、先日ペルニックからソフィアに向かう国際道路の沿いにあるガソリンスタンドにポルシェが停まっていたのですが、その車体にはなんと「POLICE」の文字が!!! そしてその横にはオープン仕様のペンツのパトカーが!! ヒエ~っ!! いったい何のために?やはり悪と戦うためにはスピードが要求されるのでしょうか?でも、どうしてオープンカーが?! この国で何かの理由でつかまるときには、ぜひともこのオープンカーのベンツのパトカーか、ポルシェのパトカーで連行されたい。と思ってしまいました。だってすっごく速く警察署に着けそう・・・

 写真はつい先日、ソフィアの中心街、ビトシャ通り(現在歩行者天国。トランバイ(路面電車)は通りますが。)でオープンベンツ・パトカーに再会した時のものです。かっこよすぎる・・・ 

コメント (4)
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