近所で一番新しいスーパー”カウフランド”。夜10時までの営業ですが、8時から日付の古くなりそうなものを一ヶ所に集めてナマレーニエ(値引き)してくれるのです。それを目指していきました。でも、その手前、入口すぐのところにある青果コーナー。と、そこに置かれていたパック売りのきのこ。いつも売っているマッシュルームとは違う・・・ ええっ!? まさか、マツタケ!!?? 一パック7レバ・・・この値段にドンビキしたわたしはそのままその青果コーナーをそそくさと立ち去りました。
でも・・・ でも・・・ 次の日までわたしの迷いは消えませんでした。もしも、アレが、実はブルガリア産のマツタケだったら・・・ 日本のマツタケはもっと大きかったけど、でもブルガリアはこれかも、それに7レバは560円くらいだぞ! 日本の10分の一の値段だ! 試してみても損はないだろう・・・ 試してみたいな・・・ でもブルガリアでマツタケはないだろう・・・ でも、別の美味しいきのこかもしれない・・・ というワケで「清水の舞台から飛び降り」(大げさ!)てみました。
パックには「マナタルカ」と書かれています。ちょっと泥がついていることもあって匂いがわからないなあ~。まっ、いっか!! きのこ料理の王道、きのこ鍋(白菜、鶏肉、ネギ)と焼ききのこ(オーブンで少しあぶって塩)をすればよく分かるはず!!
まずは焼ききのこ。シャクッという歯ごたえはすばらしいのですが、嗅いだことのない香りが口の中に広がりました。アレッ? これ、少なくともマツタケじゃあないな~・・・ インターネットで「マナタルカ」でぐぐって見ると・・・ ポルチーニ茸!! そうだったのか・・・ (考えてみるとポルチーニ茸とマツタケを間違えるなんて・・・ ふつうないよね~?でも、日本でポルチーニ茸なんて食べたことなかったし、ましてや生で見たことも・・・ マツタケにいたっては某「永X園のお吸い物」しか縁がないし・・・ ああ、貧乏だなー)
鍋のほうも・・・ 味、歯ごたえは極上!! でも、この香りは・・・ 少なくとも日本式のきのこ鍋じゃなくて生クリームやチーズ、ベーコンなんかの方が合ってたみたい・・・ って、インターネットで調べたレシピにも書いてあった・・・ けど、もう全部鍋に入れちゃったよ~(涙) でも、これはこれで美味しいのでいいか! と鍋をたいらげました。
残ったおいしい鍋の汁にご飯を投入して雑炊にして〆ました。おおっ! これって一応ポルチーニ茸のリゾットぽくなったかな? とにかく味がよくて、キレイにたいらげてしまいました。ぐ、苦゛しい~ 食べ過ぎた・・・