ソフィア在住のShakilaさんのブログを見ていたら・・・ ナント!! ギョーザがソフィア市内で確実に手に入る!?
実は、この店、以前から知ってました。ロシア食材を専門に扱うチェーン店なのです。ワタシがいつも見ていたのはソフィア中央駅に程近い、トラムが走る「フリスト・ボテフ」通りにあるお店でした。ブルガリアは共産体制時代、ソ連の衛星国とも16番目の加盟共和国とも言われ、バイ・トーショ(ブルガリアの指導者、トドール・ジフコフのこと)が「ソ連に入れてください」とまで言ったほど昔から近い仲。友人のエミルのお母さんドラから、
「私、息子と一緒にソユーザ(ソ連のこと)にいたでしょう? 時々あちらの味が恋しくなるとこの店に行くのよ」
そういって教えてくれたのがこの店でした。でも、「ロシアの味=日本人の知っているギョーザ」とはすぐにつながらなかったので・・・
行ってみました!! 「いらっしゃいませー」 店員は若いおにいちゃん、ロシア人っぽいかな?けっこうイケメン♪ きちんと説明はブルガリア語で書かれています。チェーン展開するということは、ブルガリア的にロシアの味は受け入れられているようですねー。ギョーザ、というかホントはペルメニ。日本で言うところの「一口ギョーザ」と同じ大きさ。牛・豚合い挽きのみのアンのものがほぼ1kg10レバ。豚肉のアンはキロ約8レバで、野菜のみ(キャベツときのこ)のはキロ7レバほどになります。パッケージされて売られているものもありますし、バラで量り売りでも買えるので、今回は豚バージョンと野菜バージョンを300グラムずつくらい買ってみました!! (財布の中身がそれしかなかったから・・・ ^^);
ちょうど博多の「鉄なべ餃子」にも似ているので、フライパンに丸く並べて、差し水にはスターチを混ぜて羽付き餃子にしてみました!! うまく焼けたヨ!!
そして、スープに長ネギと一緒にしてスープ餃子にも。両方とも・・・ ウマ~イ♪ 味はまさにギョーザ。ロシアやブルガリアの料理のイメージとはぜんぜん違う!! 特にこちら風味のスパイスも使われている感じはありません。日本人の口に合うアジア的な味です!! お酢と、ちょっとお醤油で!!
でも、どうしてロシア食材店でギョーザ?! まっ、ロシアは中国と国境を接してるし、昔のシルクロードの影響もあるんでしょうか?それとも、もしかしたらもう、味覚の点ではロシアにかなり中華料理が定着しているんでしょうか?う~む。いずれにしてもこれは使える便利な食材!! 買い置きしておこーっと!!