おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

近所の「デキない(?)ネコさん」たちっ!!

2016-11-01 11:36:39 | ネコ

田舎の生活が続いている首都の片隅ナデジュダ区・・・ ウチの近所の住居棟はどこもネコさんたちがいます。理由は明快!! ネズミ捕りのため「就職」していただいているのです。残念なことにウチの棟はこういうスキルを持った(?)ネズミバスターのネコさんたちについてもらっていません。というか、ネコさんたちが通り抜けられる地下室へのすき間まで封鎖しちゃってる・・・ だから地下室はネズミだらけで困ったものです。

すぐ隣の棟にはしっぽがふさふさでちょっと長毛気味のキジトラさんがいます。このコに最初に出会ったのは夏の暑いころ。バッチくてヘロヘロで、もうすぐ死んじゃうんじゃないか、って心配させるほどだったのですが、アタシとか近所の人たちからよく養われるようになったらしく、毛並みはキレイになり、さらにフックラしてきました。

しばらく見なかったのですが、どうもその間に地下室で子育てをしていたらしく、自分とそっくりだけど短毛のキジトラと黒の2匹の子猫を生み、最近子猫たちが「外デビュー」を果たしました!! この棟の人たちや通りがかる近所の人たちからエサをもらう上にネズミも獲るという豊かな食生活をしているんですよ~。

アタシは以前にも書いた、「デキるネコさんに!」のフェリックスシリーズが、近所のスーパーで安売りの時にいくつか買っておきます。前にも書きましたが、ブルガリア語での宣伝でも同じような意味のキャッチフレーズ、「Кое е хитрото коте?」 (コエ・エ・ヒトロト・コテ?、ヒトロとはズル賢いという意味ですが、宣伝でドアのチャイムを鳴らしたり、目覚まし時計を落としたりしてこのエサをもらうような「デキる」という意味にもなりますネぇ)・・・、う~む、この長毛キジトラさんは、どっちかというと「デキない」ネコさんです。でも、そこが近所に住む人たちの同情を買い、十分に養ってもらえるようになったという訳です。

どうもこのデキないネコさんを自分の家で飼おうとした人がいたようですが、それはどうにもうまくいかず・・・ やはりこのコも自由を愛するネコさんのようです・・・

今日もエサをあげに行って、(最近は寒くなったし子猫もいるので地下室奥深くにいるようで)「プスプス・・・ デキないネコさんはいますかァ~」と呼ぶと、

「ニャ♪」と出てきてアイソをふりまきまくり~♪ なで放題です。子ネコたちはまだまだ警戒心が強いっ!!ってそっちの方がノラちゃんとしては正解なんでしょうけどネ~。なかなか寄ってこない子ネコたちをほったらかして「なでて~っ♪ 頭も、耳の後ろも、お腹も~♪ (ねこあつめみたいな)お礼にぼしはないけど、お礼ブルヒ(ノミ!)、あげる~♪」って・・・ やめてーっ!!ノミはいらな~い!! 

あとから周りを見ると、違うところからのネコさんたちがやってきていました。うらやましそうに、エサのおこぼれをねらっています。母になったデキないネコさんは「ふんっ!!あげないニャ~っ!!」感ハンパない・・・ 

というか自分の子ネコたちよりも前に、もらったエサ、ほとんど全部自分で食べちゃってるし・・・ キミたちっ!! ウチの棟に来ないかっ?! リクルートしちゃおーっと‼ 

コメント (3)
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