おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

なんかブームみたい?! 柿が売られてますよ!

2016-11-26 17:15:32 | 海外日本食

今日も田舎っぽさ漂うナデジュダ区・・・ 大通りの角にある近所のスーパー「ビラ」に買い物に行こう!! と店内に入ると一番手前の売り出しコーナーに「ライスキ・ヤボルキ」がドーン!!

ライスカ・ヤボルカ(単数形)・・・ ライスカ(ライはブルガリアで「楽園」、つまり「楽園の」の意)・ヤボルカ(リンゴ)、日本でいう「柿」です!! ビラで売っていたものはスペイン産。ちょっと見た目渋そうでしたが2個買い、ウチに残ってて処理に困っていたマズいジン(大家のエンチョおじさんがジンを蒸留してさらにアルコール度数を上げた、ちょっと飲めたもんじゃないヤツ。笑)を塗ってビニール袋に入れてしっかり密封し、「樽柿」にしました。うまく渋は抜け、甘くおいしくなりました・・・っつーか、買ってすぐ渋いかどうか食べて確かもせずに有無を言わせず(?)処理しちゃったので、本当は渋かったのか甘かったのかは分かりませんけどね(笑)。

柿はどっちかというと温暖な方の果物っつー感じがします。日本だと北東北あたりから先にはあんまりないような・・・ 関東から西に行くと、その辺に柿の木ってある感じがします。山口あたりに住んでいたころは季節になると何キロもの甘い柿をありとあらゆるところからいただきましたね~。昨今の地球温暖化で、そういう果物の産地的な所も変化してきてるのか、ブルガリアで以前は全く見なかった柿が数年前から果物屋さんの店頭に並ぶようになり、最初は渋柿しか売られてなかったのが甘い柿もできるようになってきた・・・ ってことなんですかね?

先日、メルニック・サンダンスキ方面に行ったとき、柿がその辺で売られていました!メルニックの一軒のお家では庭に柿がなっているっ!! 初めてブルガリアで柿がなってるのを見ましたよ!! つい数年前までは輸入物しかなかったのに、ブルガリアでも南部の方ではできるようになったみたい・・・ まっ、確かに「桃栗三年柿八年」とかっていうから、オイシイ!!と人々が気づいてから実がとれるようになるまで何年かかかったんだよね?

あと、こっちで試してないのが干し柿!! 数年前の柿の出はじめのころ、ブルガリア人はしぶ~くて食べたら口がギコギコになる柿を「そんなもんだ」と思って食べているようでした。そんなんだったらラキアを使って樽柿にして食べたらいいのに、と何人かの友人には教えてあげたのですが、さすがに干し柿は教えなかったなァ・・・ と思っていると、メルニックに行く途中に柿が軒先からぶら下がった家が!! おおっ!! とうとうブルガリアにも干し柿出現かっ!! 

と思ってみてみたのですが、皮を剥いてない・・・ これじゃあ干し柿にはならないよ・・・ 

 

コメント (6)
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