MOONIE'S TEA ROOM

大好きな読書や言葉、料理のコトなど。

ジョン・ポール2世

2005年04月06日 | いろいろ
 ローマ法王(教皇)ヨハネ・パウロ2世(享年84)の死去を報じた英語のニュース記事を見ました。夫のブログで紹介されていたのですが、法王の名前を英語にすると「John Paul II」となるのだそうです。
 映画「天使にラブソングを2」で、子供の頃の主人公が「十二使徒の名前は?」と先生に聞かれ、黒板に「ジョン(聖ヨハネ)・ポール(聖パウロ)......ジョージ・リンゴ」(<ビートルズ)と書いたシーンを思い出してしまいました。
 他の国のニュースも見てみましたが、法王の名前をフランスでは「Jean」(ジャン)、イタリアでは「Giovanni」(ジョバンニ)、スペインでは「Juan」(ホアン)と表記していました。日本では慣例で「ヨハネ」を使っているそうです。

 高校の世界史の教科書には「ヨーロッパ人名対照表」というページがあり、いろんな名前の相関関係が書いてあるのですが、「『ダヴィデ像』はデービッド、女帝エカチェリーナはキャサリン」と授業中に忍び笑いしたものです。
 フランス語では「H」を発音しないそうで、「ヘンリ(Henry英)」「ハインリヒ(Heinrich独)」は「アンリ(Henri仏)」になり、「ハリー・ポッター」の中では、主人公ハリーがフランス人の少女に「アリー」と呼びかけられる場面もあります。私の友達も「H」で始まる名前だったので、フランス留学中は「ひろこ(仮名)」が「いろこ」になってしまって嫌だったと聞きました。


 法王は8才の時に母親を、11才で兄を、20才の時に父親を亡くしたそうです。天国では久しぶりに再会した家族に囲まれて、「カロル・ヨゼフ」(本名)と呼ばれているでしょうか?
 ご冥福をお祈りいたします。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする