『不完全な魔法使い〈上〉』
マーガレット・マーヒー
東京創元社
『不完全な魔法使い〈下〉』
マーガレット・マーヒー
東京創元社
一目見て手に取って中を見て「やっぱり!」。表紙絵は佐竹美保さんです。
国際アンデルセン賞受賞作家であるマーガレット・マーヒーのハイ・ファンタジー。
英語でのタイトルは「HERIOT」。主人公の名前です。
不可思議で恐ろしい幼少期の体験を持つ少年と、その体験を共有する運命の縁で結びついた王子。謎と苦悩を抱えながら生きる浮浪児と、想いを貫く一途な令嬢。
王と英雄が並び立つ世界で、それぞれの思惑と人生が絡み合います。
残念なことに、「あんた」「おいら」という人称に違和感を感じてしまって、物語がすーっと頭に入ってくれませんでした。
「なまり」「役割言葉」とはいえ、やっぱりキャラクターに色を付け過ぎる気がします。欲を言えば、英語で読みたいところですね。
佐竹さんが描く、三つ編みにメガネの長身痩躯の魔法使いを見て、ふと『ログ・ホライズン』のシロエさんを思い出してしまったのは私だけかなぁ?(シロエさんは三つ編みなんてしてませんが……)
メガネで長身痩躯で少し不安そうなところと「不完全」って言葉のせいかしら?
マーガレット・マーヒー
東京創元社
『不完全な魔法使い〈下〉』
マーガレット・マーヒー
東京創元社
一目見て手に取って中を見て「やっぱり!」。表紙絵は佐竹美保さんです。
国際アンデルセン賞受賞作家であるマーガレット・マーヒーのハイ・ファンタジー。
英語でのタイトルは「HERIOT」。主人公の名前です。
不可思議で恐ろしい幼少期の体験を持つ少年と、その体験を共有する運命の縁で結びついた王子。謎と苦悩を抱えながら生きる浮浪児と、想いを貫く一途な令嬢。
王と英雄が並び立つ世界で、それぞれの思惑と人生が絡み合います。
残念なことに、「あんた」「おいら」という人称に違和感を感じてしまって、物語がすーっと頭に入ってくれませんでした。
「なまり」「役割言葉」とはいえ、やっぱりキャラクターに色を付け過ぎる気がします。欲を言えば、英語で読みたいところですね。
佐竹さんが描く、三つ編みにメガネの長身痩躯の魔法使いを見て、ふと『ログ・ホライズン』のシロエさんを思い出してしまったのは私だけかなぁ?(シロエさんは三つ編みなんてしてませんが……)
メガネで長身痩躯で少し不安そうなところと「不完全」って言葉のせいかしら?