MOONIE'S TEA ROOM

大好きな読書や言葉、料理のコトなど。

冷凍カレイの煮つけのコツ

2014年06月10日 | 料理&美味しいもの
 本当に一手間プラスするだけで、段違いに味が良くなります。
ブリ大根のブリと同じように、煮付ける前のカレイを「霜降り」するだけで、びっくりするほど美味しくなるんです。

 「霜降り」というのは、肉や魚の表面が白くなる程度に、沸騰しているお湯にくぐらせること。
表面についている雑味が洗い落とされるのか、ぐっと美味しくなります。

 解凍は、前日から冷蔵庫へ。
 
 まず、カレイの煮汁を用意します。
そして、煮汁を用意した鍋とは別の鍋にお湯をぐらぐらと沸かします。沸かした熱湯に、1切れずつカレイをくぐらせていきます。
 フライ返しと菜箸などを使って、身が割れないように丁寧に扱ってくださいね。

 上の写真。右の鍋が白く濁っているのが分かるでしょうか。脂も浮いてます。(右側の鍋)

 さっとカレイの表面の色が変わったら、煮汁のほうへ移動させます。
(ブリ大根のときは霜降り後に水洗いもしたのですけど、カレイは洗うと身が崩れてしまうので洗わずに煮汁へ入れちゃいます)

 あとは、煮汁で煮ていくだけ。
洗う鍋も1つ増えますが、一度この味の違いを感じると「霜降り」しないで作ろうなんて、もう思えません。

 お試しあれ!


 ちなみに、我が家のカレイの煮つけのレシピはこちら。
<材料>
・カレイ 4~5切れ

(煮汁)
・水 大さじ5
・しょうゆ 大さじ5
・酒 大さじ2
・さとう 大さじ2.5 (2と2分の1)

・しょうが(皮付きのまま薄切り) 1かけ分

<作り方>
(1)煮汁を煮立て、いったん火を止める。
(2)別鍋で「霜降り」したカレイを煮汁に入れ、しょうがをのせ落しぶたをする。
(3)中火で4分ほど煮てから、弱火で6分ほど煮る。(煮汁が4分の1程度になるまで)
   ※ときどき鍋をゆり動かしながら煮る。
(4)少し冷ましてから、崩れないように器に盛り、煮汁をかける。
 我が家はフライパンで作ってます。あれば、実山椒を入れてもいいですね。
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