~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

ふきみそ

2012-03-19 22:54:24 | 日記
先々週、障害者の人達と三浦の河津桜を見に行きましたが

硬い蕾に、遅き春を感じました。

北国の人の春を待つ気持ちが、ほんの少し分かりました。

春を待っていたら、主人がふきのとうをもらってきました。

ふきのとうの天ぷらが大好きなんですが、ガイアシンフォニーの

映画の中での初女先生の言葉が思い出され、「ふきみそ」を作る

ことにしました。

初女先生のところの一番最初の春の味は、ふきみそから始まる

そうですから…

私の知っているふきみそは、ふきのとうを湯がいてから炒めるの

ですが、初女先生は湯がかず最初から炒めるようで、水気が

あると味をそこねるので、余分な水分はすべてとるように

心がけると書いてありました。

みそと調味料を入れた後に、とき卵を入れ焦がさず、ほろほろに

なるまで混ぜるとありました。

私は、ふきみそに卵を入れるなんて初めて聞いたので、

どんな味になるか想像もつきませんでしたが、みそが

何ともまろやかに、優しい味になりました。

初女先生のお料理の優しい味の「ふきみそ」ができ、

心待ちにしている春を味わいました。

ふきのとう8つで作ったふきみそは、ほんのちょっぴり

でしたが、春をみんなで分かち合ったようで

嬉しくなりました。

初女先生は、「おいしく食べて、そのことが心に深く残る。

そのような料理を作りたい…

丁寧に作ったものを人にお出しして「おいしい」と言われると

これほどうれしいことはありません。

料理が大好きになりますよ。」と言われています。

春一番のふきのとうに感謝!
コメント
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