昨日、長倉洋海さんの写真展に行って来ました。
「子どもたちからの元気便」という題のついた写真展は、子供たちの
笑顔で溢れていました。
何も知らず写真だけ見たら、とても被災地の子ども達とは思えません。
長倉さんは、被災地の子ども達と紛争地の子ども達が重なると言って
いました。
「紛争地の子ども達も、こんな笑顔を浮かべる。その笑顔に魅かれる。
辛さを乗り越えようとする笑顔、大変なのにこの笑顔を
浮かべられる子ども達は、すごいと思う」と言われてました。
笑顔の子ども達の写真を見ていたら、涙が溢れてしまいました。
以前長倉さんは、写真の中の人物の視線の先が、想像できる
写真を撮りたいと言っていました。
子ども達の笑顔の向こうに、私は希望を感じたのです。
怖い思いも、悲しみも、不安も全て覆って、そこに溢れる笑顔が
ありました。
でも、その思い切りの笑顔の子ども達の首には。線量計が
下げられていました。
長倉さんが「笑顔を守り引き出す人がいて、初めて笑顔がある
この笑顔は、儚いので消えないようにしたい…」
そして「今の政治には期待できないけれど、この子たちが
大人になった時、日本は変わると思う…」と言ってました。
私たちは、この子ども達の視線の先にある希望を
かき消さないように出来るだろうか…
もっと輝かせることが出来るだろうか…
写真集を差し出した私に、長倉さんが書いて下さった言葉が
「笑顔の向こうに」でした。
「私は今まで「ありがとう」なんて
何も考えずに言ってました。
でもこのしん災で、
とても深い「ありがとう」を知ったと思います。
(莉央 12歳 いわき市)
「子どもたちからの元気便」という題のついた写真展は、子供たちの
笑顔で溢れていました。
何も知らず写真だけ見たら、とても被災地の子ども達とは思えません。
長倉さんは、被災地の子ども達と紛争地の子ども達が重なると言って
いました。
「紛争地の子ども達も、こんな笑顔を浮かべる。その笑顔に魅かれる。
辛さを乗り越えようとする笑顔、大変なのにこの笑顔を
浮かべられる子ども達は、すごいと思う」と言われてました。
笑顔の子ども達の写真を見ていたら、涙が溢れてしまいました。
以前長倉さんは、写真の中の人物の視線の先が、想像できる
写真を撮りたいと言っていました。
子ども達の笑顔の向こうに、私は希望を感じたのです。
怖い思いも、悲しみも、不安も全て覆って、そこに溢れる笑顔が
ありました。
でも、その思い切りの笑顔の子ども達の首には。線量計が
下げられていました。
長倉さんが「笑顔を守り引き出す人がいて、初めて笑顔がある
この笑顔は、儚いので消えないようにしたい…」
そして「今の政治には期待できないけれど、この子たちが
大人になった時、日本は変わると思う…」と言ってました。
私たちは、この子ども達の視線の先にある希望を
かき消さないように出来るだろうか…
もっと輝かせることが出来るだろうか…
写真集を差し出した私に、長倉さんが書いて下さった言葉が
「笑顔の向こうに」でした。
「私は今まで「ありがとう」なんて
何も考えずに言ってました。
でもこのしん災で、
とても深い「ありがとう」を知ったと思います。
(莉央 12歳 いわき市)