~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

花子とアン

2014-08-04 23:05:16 | 日記

毎日、観れるわけではないけれど、何となく観てしまう

NHKの「花子とアン」です。

先日、主人公の花子さんのご主人の弟さんが

関東大震災で亡くなり、父親がそのことを知る

というシーンがありました。

子供を失うという深い悲しみと向き合う父親の姿に、人は

悲しみや苦しみによって人間性が深められるものなの

だろうかと、ドラマの父親を見ていて思いました。

初女先生は、息子さんを亡くした時、これで子どもさんを

亡くした人の気持ちがわかると思われたそうです。

言葉にすると、簡単ですが、これは凄いことだと思い

ます。

先生は息子さんの乗った救急車のサイレンの音を

聞いたと言われていました。

私も、息子の乗った救急車のサイレンを聞いています。

暫らく、道を歩いていてサイレンを聞くと鳥肌が立って

苦しくなりました…

もしかしたら、人は、悲しみや苦しみ、辛いことによって

成長させられるものなのかもしれません。

苦しみという闇を知っているから、弱い光であっても

その明るさ、温かさを感じられるのかもしれません。

人は「生」も「死」も与えられるものなのですね。

コメント
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