体験した人の言葉は、何と力強いものなんだろう
こう感じたのは、タウン誌のある記事を
目にしたからです。
その方は、55歳で脳梗塞で倒れ、半身麻痺で
息子の顔も認識できなかったそうですが、
リハビリでウクレレを始め最初は指がほとんど動かず、
1年かけて1曲を完成しドラムにも挑戦して、
今年の障害者の音楽コンテストの最終審査の11組に
選ばれ、国際フォーラムでドラムボーカルとして演奏した
そうです。
高次脳機能障害の後遺症で、毎日数時間は脳に
酸素を送る在宅治療を続けているという、その方が
「悲しいことがあっても、命さえあればあとはかすり傷
みたいなもの」と、語っていたのです。
脳梗塞で万事順調だった人生から一転し、まるで一人
世界から取り残されたように思えたそうです。
その人生のどん底を体験した人の言葉だから、
力強く心に響いてきました。
初女先生は、「体験ほど確かなものはない」と
言われています。
ランディさんは「絶対大丈夫なんだ、人間は」と…
この記事を読んでいたら、お二人のお言葉が
立ち上がって来ました。
凄いな~人間って…