~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

心の虫干し

2012-07-16 23:16:28 | 日記
今日、3泊4日の北海道の旅から帰ってきました。

ちょっと窮屈になっていた心を、初女母さんの前にひろげてきました。

そうしたら、お日様にお布団を干した時の様に、心がふっくらと

膨らんで、少しだけれど心に弾力が戻ってきました。

なんだろう、上手く書けないけれど、ずっと抱えていた辛い事を

初女先生に話せたら、目の前の景色が変わってきたのです。

先生の「私もそういうところ通って来たわ」というお言葉を

聴いたら、なんだか涙が溢れてしまいました。

先生の手を握りながら「私、先のことばかり考えていた。

今を生きてなかった。今、今ですよね!

先生、三浦の講演会の『今を生きる』は私のためかも…」などと

話ながら、心が再生していくのを感じていました。

初女先生のお日様のような愛が、私の心を温めてくれたのかな…

支笏湖での豊かな時間のことを明日から言葉にのせて

伝えたいと思います。

お た の し み に !
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あーした天気になあれ!

2012-07-12 19:40:02 | 日記
明日は、支笏湖の初女先生の宿泊の講演会!

7月なんて、まだまだと思っていたのに…

昨日は、支笏湖で先生に三浦の講演会のチラシを見て頂こうと

朝からTさん宅で、チラシ作りをしました。

夜に行ったガイアシンフォニー7番の上映会場で、チラシのゲラを

友人に見せていたら、後ろにいた人が「初女さんが来るんですか」と

声をかけてくれました。

「はい、三浦にお呼びするんですよ」と言うと、嬉しそうに

にっこりされました。

その方のお顔を見て、「あーここにも初先生に会いたいと

思っている方がいるんだなー」と思ったら、元気がでてきました。

去年の支笏湖の講演会は、私一人で参加しましたが、今年は

こもれびスタッフ5人で参加です。

この体験を三浦に生かそうと、皆が心を合わせてくれています。

宿泊の講演会が、スタッフも参加者も深い繋がりに

なっていくのは、やっぱり初女先生が繋いで下さるご縁だから

でしょうか…

先生も、泊りは深いものねーと言われていました。

「出会いは未来をひらく」

支笏湖ではどんな出会いがあるでしょうか

出会いは、「神さまの時間」ですものね、初女先生!

久し振りに、初女先生と会えると思うと、それだけで幸せ!

帰ってきたら、支笏湖で感じた思いを言葉にしたいと思います。

いってきまーす!
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ゆっくり・たっぷり

2012-07-10 22:44:22 | 日記
子供の頃は、ゆっくり時間が過ぎて行きました。

一日24時間が長過ぎるくらいに、たっぷりありました。

それがいつの頃からか、時間がどんどん短く感じられるように

なったのです。

大人になるとは、そういうことかと思いつつ…

でも、充実している時間は長く感じると聞いた時、なるほどイスキアに

いる時は、ゆっくり時が刻まれ、太古の昔からの時の流れが感じ

られます。

去年の三浦の講演会も、一泊二日だったのに、それはゆっくり

たっぷりの、満ち足りた時間でした。

日常の時間があまりに短くせわしくなってきました。

でも、障害者の人達と一緒にいると、急ぐ事はなにもないと、

思えるのです。

私の職場の作業所では、障害者の人達がステンシルや消しゴム

ハンコで、メモ帳の表紙を作っています。

1冊100円のメモ帳を一日かかって作るのは2~3冊

効率を考えたら、こんなことはやってられないけれど…

障害を持った人たちと生活するってことは、小さい頃誰もが

持っていた、あのゆっくり・たっぷりの時間を取り戻す

ことかもしれません。

もしも、この世の中が健常者ばかりだったら、あっという間に

過ぎて行く、乾いた時間になってしまうかもしれない…

今日は忙しい一日だったけれど、帰って来て紫蘇を洗って

干していたら、近所のおじいちゃんに「毎年、熱心に梅を

漬けるねー」と声を掛けられました。

梅を干している時、速かった時の刻みが、ふっとゆっくりに

なる気がします。

そこには、私だけのプチ・イスキア時間があるのです。

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七夕に想う…

2012-07-08 18:00:46 | 日記
小さい頃、七夕が近づくと笹を取って来て折り紙で飾りを作り

短冊に願いごとを書いて、織姫様と彦星様が会えるようにと

七夕の日が晴れることを、ひたすら祈ったものでした。

そして、翌日近くの川に母と笹を流しに行きました。

子供ながらに、天の川まで行くとは思わなかったけれど、

流れて行く笹を見ていると、願いが届くような気がしました。

いつのころからか、笹がゴミ問題になり川に流せなくなりました。

それからは、七夕が終わると笹をゴミ捨て場に捨てるようになり、

願い事の夢は一挙にしぼんでしまいました。

そして、七夕の唄も歌うことがなくなりました。

昨日、何十年振りかに、高山千代美さんのコンサートで

「笹の葉さーらさら 軒端に揺れる…」と歌ったのです。

短冊は書かなかったけれど、この歌を歌っていると願いが天に

届くような気持ちになるのは、なぜでしょう…

外は小雨が降っていました。

織姫と彦星の一年に一度の出会いは、叶わなかったけれど

コンサートの会場には沢山の出会い、再会があり

高山さんの歌が、優しく包んでくれました。

高山さんの歌には、横浜のイギリス館が似合う気がしていましたが

本当にぴったりでした。

皆で歌った七夕の歌が、一人ひとりの願いを天まで届けて

くれたような気がしました。

高山さんの鳴らす鐘が、みんなの心に響き誰もが優しい気持ちに

なれた、素敵な七夕の夕べでした。



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学んだことの証は…

2012-07-06 21:48:16 | 日記
「学んだことの証は、ただ一つで何かがかわること」

教育哲学者 林竹二先生のこの言葉に何年振りかで出会ったのは、

新聞の大飯原発再稼働の記事でした。

20代の頃に林竹二先生を知り、著書を読み先生の授業の映画を

何度も観に行きましたし、講演会にも行きました。

林先生は、学んだことの証を先生の授業を受けた子供たちで

見せてくれたのです。

先生の授業を受けている子供たちの目の輝きが、今でも私の脳裏に

残っています。

その林先生の言葉が原発の記事の冒頭に書いてあったのです。

なぜ?という疑問が、すぐにやっぱりという思いに変わって行った

のです。

私たちは、あの3・11の大震災により誰もが立ちどまり

今までの生き方を見つめ、これからどう進むべきかを考えた

筈です。

それは、震災から学んだことをこれからの生き方に生かして

いきたいという、思いに突き動かされてのものでした。

ところがです。国は変わっていなかったのです。

大飯原発は活断層はあるが、津波には大丈夫と…

停電が起きた場合と原発を動かした場合を計りに掛けてと

経済が優先されたのです。

学んだことの証は変わること、前に戻すことではないのです。

これだけ大きな犠牲を払っても、この国を動かす人達は

何も学んでいないのだろうか…

学んだことへの証が何も見えてきません。

広島の原爆慰霊碑に刻まれた「安らかに眠って下さい

過ちは繰り返しませぬから」という言葉が、震災に原発事故に

重なります。

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言葉に心に支えられて

2012-07-05 23:25:38 | 日記
辛い時、苦しい時、私は初女先生の言葉と向き合います。

そして、その言葉の中にある先生の心に支えられるのです。

今、写真家のKさんが送って下さった先生の写真を見てました。

どの写真も、働いていらっしゃる先生のお姿

そうだ、いつも先生は人の為に働かれている…

真に生かされるとは、そういうことなのだろうか…

今日、私を支えてくれた先生の言葉

   
   幸せも安らぎも、

   どこか遠くに求めるものではありません。

   ちょうど、今に満足できることが

   本当の豊かさであるように、

   大切なのは「今、ここ」を生きること。


   今をていねいに生きていると、今が明日に続き、

   希望や夢につながっていきます。

   そして自然と、望ましい未来が開けてくるのです。


                佐藤 初女
     
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今を生きる

2012-07-03 21:04:34 | 日記
朝、元気に出て行った息子の突然の死は、生きるということは

今、今しかないのだということを、私の細胞に刻みこんで

くれたようでした。

初女先生を初めて訪ねた時に、ろくに先生の本を読んでなかった私は

泣きながら「息子は私に、生きるとは1秒先も1秒後もない

今しかないのだと、教えてくれました」と話しました。

先生は「私も、あなたと同じ」と言って下さいました。

後で、先生の著書を読み、「今を生きる」という言葉に出会い

初女先生が、ずっと前からそのことを語っていたことを知りました。

4年前逗子で先生の講演会をやりたいと思った時、

演題は「今を生きる」と、心に決めていました。

2011年、 震災・原発事故があり、私達はどう生きて行ったら

いいのかと立ちどまった時、やっぱり「今」しかない!

その「今」をどう生きるかだと、思えたのです。

そして、今この時を丁寧に生きる初女先生の姿が…

今回、先生の思いと私の思いがぴったり合って

演題が「今を生きる」になったことに、何かとても深いものを

感じています。

息子が、「母さん、僕が伝えたかったのは、今を生きるって

ことだよ。忘れないで!」と言ってるような気がします。


   今を生きることによって、

   これから進むべき道が示されてくると信じています。

   自然に自分で感じたもの、示された道を

   進んだことによって現在があると思うから。 

                       佐藤 初女
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最高のタイミング

2012-07-02 22:11:55 | 日記
あっという間に7月になってしまいました。

講演会のチラシを作らなければと、先生に

「初女先生が今、一番伝えたいことを…」と、演題のお願いを

しました。

その後で、チラシの写真をお願いしている写真家のkさんから

演題はなんですか?とメールを頂きました。

私は「先生からのお返事はまだですが、イスキアの集いは

いのちを生きるだったし、大阪もいのちがついていたから

きっと、いのちがつくと思います」などと、返信しました。

でも、先生のお返事を待っているうちに、「おむすびの祈り」と

「今を生きる」が私の中に浮かんできたのです。

そして、昨日先生にFAXした時に、「おむすびの祈り」も

「今を生きる」も私はいいなーと思います。と書いたら

今朝、先生から「只今は最高のタイミングでした。

今を生きるです。それに決めましょう」というFAXが

届いたのです。

先生と気持ちがぴったり合ったような気がして、何だか

感動してしまいました。

背中を押されたようで、嬉しくなりました。

そして、片付けをしていたら、2004年の最初の「佐藤初女・映画と

講演の集い」のチラシと私が初めてイスキアを訪れた時の写真が

出て来たのです。

これは、初心に返れということだなと、思いました。

4年前、逗子で行った初めての森のこもれび主催の講演会の演題も

「今を生きる」でした。

そうだ、今こそ「今を生きる」だ!





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内なる柔らかさ

2012-07-01 17:04:53 | 日記

生きづらさを抱える障害を持っているAさんが、急に暴れだしました。

私はAさんを抑えようと思って、思わず抱きついてしまいました。

そうしたら、Aさんの体がふんわりとして、とっても柔らかかったの

です。

止めようと思い、抱きついたのに、逆にAさんに私が抱いて

もらったような、温かい感触だったのです。

変化に対応できず、頑なに思われるAさんですが、本当は内なる

柔らかさを持っているのでは…と、思いました。

それは、初女先生とハグした時のような、あの柔らかい温かさと

同じだったのです。

Aさんの中に見つけた、内なる柔らかさ

こんなに柔らかいから、周りのものを全て受け取ってしまい

一杯一杯になってしまうのでしょうか…

Aさんの心に、やっと触れられたきがしました。

Aさん、貴女のことがもっと知りたくなりました。
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