職場の人間関係では、種野はあまりストレスを感じる方ではないです。きつい人はいて、よく怒られて、その時は落ち込んだりするんですけどね。そこはザッパなO型。一日経つと忘れてしまうというか。でももしかすると、その分周りの人がストレス感じているのかも。
他人の中にいると、何かの摩擦はつきものですが、種野はできるだけ人の愛すべき点を探すようにしています。だって嫌ったり憎んだりすると、心が重くて息が詰まるんだもの。心が地獄模様になってしまう。地獄になんて住むのはいやだから、どんな人にも、どこかに美しい所があるはず、そこを探そう、と。もちろん、それだけでは乗り越えられない壁もあります。人間の気持ちというのは複雑怪奇ですから。それはそれで、その時に学び、工夫していこうと思っています。そんな努力をすること。それそのものが、心を動かすこと、生きることに通じるのじゃないかなあ。
(2003年3月ちこり27号、通信欄)
(※かのじょは通信欄では種野と自称していた。)