一昨日から1泊で八ヶ岳を歩いて来た。
この秋初めての山歩きで紅葉を期待していたが、今回歩いたコースは落葉広葉樹が少ないのか、紅葉期としてはやや期待外れ。ただ、2日とも快晴で天気には恵まれた山行だった。
1日目は美濃戸口から赤岳鉱泉まで。
美濃戸口から1時間ほどのところにある赤岳山荘まで車で行けるが、折角なので美濃戸口に車を止めて歩く。
赤色の紅葉は僅か。ナナカマドも落葉してしまったのか、それとも元々無いのか、目にすることは無かった。
堰堤広場周辺の紅葉も今ひとつ。
歩き始めて3時間ほどで赤岳鉱泉に到着。
早速マイホーム設営。この日はテント4張、宿の方も数人の泊り客しか見かけなかった。
折角宿に泊まるなら上の赤岳展望荘まで行った方がご来光を拝めて良いかも知れない。
翌朝は放射冷却の影響もあって冷え込んだ。
テントには霜が降り、フライシートは凍ってバリバリ状態。近くでは氷が張っていた。
しっかり防寒対策をして行ったつもりだったが、流石に地面から冷たさが伝わって来た。
水・食料などをサブザックに詰め込み、テントはそのままに朝6時に出発、赤岳頂上を目指す。
文三郎尾根に入ると急な登りが続く。階段が設置されているが、段数が多く結構つらい。それにしても急な斜面にこれだけの階段をよく作ったものだ。
赤岳頂上に向かう途中眼下に紅葉を望む。この日目にした中でも一番紅葉らしい景色かも知れない。
赤岳鉱泉から約2時間で赤岳頂上(2899m)に到着。
この日は快晴で富士山を始め、南アルプス、中央アルプス、御嶽山、北アルプス、妙高までと360度の山岳パノラマを望むことができた。これだけ主だった山々の頂を見渡せるところが赤岳の魅力の一つだろう。
分割、拡大すると、
富士山~南アルプス(北岳、駒ケ岳、仙丈ヶ岳)方面
中央アルプス~御嶽山~乗鞍~北アルプス方面
秩父多摩の山々もすぐそこ。
赤岳頂上から眺める阿弥陀岳
赤岳の後は横岳、硫黄岳を経由して赤岳鉱泉に戻るコースを辿った。
横岳に向かう途中、振り返ると赤岳の雄姿
横岳(2829m)同じような高さのピークが3つあって紛らわしい。
横岳から硫黄岳に向かう途中には鹿による食害防止のため柵が設けられていた。
標高が2500mを越えるような所まで鹿が出没しているとは驚く。
硫黄岳の北側を覗き込むと、山肌一面に硫黄が噴出した痕跡が見られる。今でもガスが発生しているらしく、近くは立ち入り禁止になっている。
硫黄岳の全容をカメラに収め、赤岳鉱泉に戻る。
朝6時、登山を開始して美濃戸口に着いた時は午後4時、2日目は少々ハードな1日だった。
この秋初めての山歩きで紅葉を期待していたが、今回歩いたコースは落葉広葉樹が少ないのか、紅葉期としてはやや期待外れ。ただ、2日とも快晴で天気には恵まれた山行だった。
1日目は美濃戸口から赤岳鉱泉まで。
美濃戸口から1時間ほどのところにある赤岳山荘まで車で行けるが、折角なので美濃戸口に車を止めて歩く。
赤色の紅葉は僅か。ナナカマドも落葉してしまったのか、それとも元々無いのか、目にすることは無かった。
堰堤広場周辺の紅葉も今ひとつ。
歩き始めて3時間ほどで赤岳鉱泉に到着。
早速マイホーム設営。この日はテント4張、宿の方も数人の泊り客しか見かけなかった。
折角宿に泊まるなら上の赤岳展望荘まで行った方がご来光を拝めて良いかも知れない。
翌朝は放射冷却の影響もあって冷え込んだ。
テントには霜が降り、フライシートは凍ってバリバリ状態。近くでは氷が張っていた。
しっかり防寒対策をして行ったつもりだったが、流石に地面から冷たさが伝わって来た。
水・食料などをサブザックに詰め込み、テントはそのままに朝6時に出発、赤岳頂上を目指す。
文三郎尾根に入ると急な登りが続く。階段が設置されているが、段数が多く結構つらい。それにしても急な斜面にこれだけの階段をよく作ったものだ。
赤岳頂上に向かう途中眼下に紅葉を望む。この日目にした中でも一番紅葉らしい景色かも知れない。
赤岳鉱泉から約2時間で赤岳頂上(2899m)に到着。
この日は快晴で富士山を始め、南アルプス、中央アルプス、御嶽山、北アルプス、妙高までと360度の山岳パノラマを望むことができた。これだけ主だった山々の頂を見渡せるところが赤岳の魅力の一つだろう。
分割、拡大すると、
富士山~南アルプス(北岳、駒ケ岳、仙丈ヶ岳)方面
中央アルプス~御嶽山~乗鞍~北アルプス方面
秩父多摩の山々もすぐそこ。
赤岳頂上から眺める阿弥陀岳
赤岳の後は横岳、硫黄岳を経由して赤岳鉱泉に戻るコースを辿った。
横岳に向かう途中、振り返ると赤岳の雄姿
横岳(2829m)同じような高さのピークが3つあって紛らわしい。
横岳から硫黄岳に向かう途中には鹿による食害防止のため柵が設けられていた。
標高が2500mを越えるような所まで鹿が出没しているとは驚く。
硫黄岳の北側を覗き込むと、山肌一面に硫黄が噴出した痕跡が見られる。今でもガスが発生しているらしく、近くは立ち入り禁止になっている。
硫黄岳の全容をカメラに収め、赤岳鉱泉に戻る。
朝6時、登山を開始して美濃戸口に着いた時は午後4時、2日目は少々ハードな1日だった。