熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

野麦街道紅葉ツーリング

2012-10-22 13:15:01 | ツーリング・バイク全般
昨日、この秋初めての紅葉ツーリングに出掛けて来た。
行き先は野麦街道、別名飛騨街道。距離は25キロほどしかないが、全線に渡って紅葉を楽しめる。7,8年前に初めて走った時、その紅葉の美しさに感動し、それ以来何度か訪れているお気に入りルートのひとつ。
道幅の狭い箇所があり、通行する車が少ないこともツーリングコースとしては最適。

朝8時にクラインガルテンのある松本市郊外をスタート、東京電力・奈川渡ダム手前のトンネル内で上高地方面から分岐してR26で木曽福島方面を目指す。
奈川渡ダムの周辺も大分紅葉が進んでいた。


奈川渡ダムから20分ほどで野麦街道R39の入口に到着。野麦街道に入って数分も走ると鮮やかな紅葉が目に飛び込んでくる。






長野県と岐阜県の県境、野麦峠(標高1672m)に到着。広い駐車場と野麦峠の歴史を伝える資料館がある。


展望台から眺める乗鞍岳、周りの紅葉と織り成す景色が素晴らしい。
この辺りは紅葉のピークを過ぎ落葉が目立つ。


「あゝ野麦峠」の碑
明治から大正時代、野麦街道は飛騨の女工たちが諏訪の製糸工場へと歩いた道で、中でも野麦峠は難所。 中には命を落とした若い娘たちも数多くいたらしい。
石碑は、諏訪で病に倒れた女工だった妹を飛騨に連れ帰る途中、妹が野麦峠で息絶え、その遺体を背負う兄の姿が描かれている。


野麦峠を越えると岐阜県高山市。 山深い景色に変わる。


途中に「野麦学舎」の看板が掛かったかなり古そうな建物がある。
旧野麦分校を改装し、今は宿泊研修施設とのことだが、建物の痛みはかなり激しく、とても使われているようには見えなかった。


野麦街道を走り終えると高根第一ダムに掛かる高嶺大橋が見えてくる。


R361で木曽福島に向かう途中、御嶽山の眺め。


水面に映る紅葉と赤い架け橋。狭い道路沿いの見過ごしてしまいそうなちょっとした光景だがコントラストが印象的だった。


帰途、散歩がてら奈良井宿に立ち寄った。日曜とあって観光客で混雑していた。
  



野麦峠辺りでは紅葉のピークは過ぎていて落葉が目立ったが、野麦街道全体を通しては丁度見頃でまずまずの紅葉ツーリングだった。
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クラインガルテン滞在記(12/10/21)~蕎麦打ち講習会

2012-10-21 15:03:17 | クラインガルテン生活
昨日は蕎麦会による蕎麦打ち講習会の日。
年に4回開催されており、昨日は今年最後の講習会。
同じクラインガルテン内の蕎麦打ち名人の手ほどきにより打って行くのだが、前回講習を受けてから3ヶ月近く空いてしまったため、すっかり作業手順を忘れていた。
それでも、途中名人に手伝って貰い、何とか形らしいものが完成。


難しい工程は、なるべく四角形になるよう、且つ厚さが均等になるよう棒を使って生地を引き伸ばしていくところ。この力加減がなかなかつかめない。厚過ぎると当然固くて歯ごたえが良くない。打ち粉の量と使うタイミングもなかなか難しい。

この日は7名が蕎麦を打った。そして最後に全員で実食。
同じ蕎麦粉と同じ量の水を使っているのだが、各自こね方の違いなどにより微妙に違う、ような気がするも正直あまり分からない。まぁ、蕎麦ど素人の味覚はこんなものだろう。


今回2回目の講習会、一人前になれるまでの道のりは遠い。
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クラインガルテン滞在記(12/10/20)~断熱対策

2012-10-20 15:06:28 | クラインガルテン生活
今朝は全国的に冷え込んだようで、松本市の最低気温は3度。緑ヶ丘クラインガルテンは松本市中心部より標高が200mほど高いので2度前後まで下がったことになる。因みに、高度差100mで約0.6度の違いがある。
朝の室内気温はと言うと、前夜暖房を9時頃に切ったが、朝起きると室内は10度で外気温との差は8度。築年数20年以上の我が家とは大違いでログハウスの断熱性能の高さを実感した。もっとも最新の一般住宅もこれくらいの断熱性能は当たり前かも知れないが。

ところでログハウスといえども、一つ気になる点がある。それはドアガラスの結露。


窓ガラスは複層ガラスになっているが、玄関と勝手口、2箇所のドアガラスは単層で毎朝結露している。結露しているという事は、熱が逃げていることに他ならない。

折角のログハウス、室内の結露は何とかしたい。そこで、断熱対策を施すことにした。
断熱対策と言っても、引越しの際などに使われるプラスティック製の養生シートを貼るだけ。材料費は200円ほど。
梱包用の空気が入ったビニール、いわゆるプチプチと違いボード状になっていて取り付けやすい上、見た目もスリガラスのような印象ですっきりしている。 


2層構造になっていて中に空気層がある。


これを必要なサイズにカットして、端を両面テープで止めるだけ。

<BEFORE>


<AFTER>


断熱対策費用、僅か200円で果たしてどのくらい効果があるか分からないが、しないより少しはましだろう。
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ハイドレーションチューブにカビ

2012-10-18 12:10:02 | アウトドア
数年前より水筒やペットボトルは止めてハイドレーションシステムを使っている。


これの良い点は、ザックからいちいちウオーターパックを取り出さずにチューブの吸い口から簡単に、歩きながらでも水分補給ができること。吸い口はかんだ時だけ、水が出るようになっている。それに軽くて、飲んだ分、容積が減りかさばらない。

ただ、耐久性の点では、長年使っている内に折り目のついたところに穴が開くのではとの不安がある。そこで常に予備を携行するようにしている。

ところで山から戻って来ると水洗いした後、乾燥しているのだが、吸い口付近チューブ内に何やら黒い影が見える。


吸い口部を外してみると、カビが発生していた。


綿棒で直ぐに除去できた。


使用後は吸い口部を取り外しての乾燥が欠かせない。
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八ヶ岳(赤岳~横岳~硫黄岳)山行記

2012-10-17 12:41:05 | アウトドア
一昨日から1泊で八ヶ岳を歩いて来た。
この秋初めての山歩きで紅葉を期待していたが、今回歩いたコースは落葉広葉樹が少ないのか、紅葉期としてはやや期待外れ。ただ、2日とも快晴で天気には恵まれた山行だった。

1日目は美濃戸口から赤岳鉱泉まで。
美濃戸口から1時間ほどのところにある赤岳山荘まで車で行けるが、折角なので美濃戸口に車を止めて歩く。


赤色の紅葉は僅か。ナナカマドも落葉してしまったのか、それとも元々無いのか、目にすることは無かった。


堰堤広場周辺の紅葉も今ひとつ。


歩き始めて3時間ほどで赤岳鉱泉に到着。


早速マイホーム設営。この日はテント4張、宿の方も数人の泊り客しか見かけなかった。
折角宿に泊まるなら上の赤岳展望荘まで行った方がご来光を拝めて良いかも知れない。


翌朝は放射冷却の影響もあって冷え込んだ。
テントには霜が降り、フライシートは凍ってバリバリ状態。近くでは氷が張っていた。
しっかり防寒対策をして行ったつもりだったが、流石に地面から冷たさが伝わって来た。


水・食料などをサブザックに詰め込み、テントはそのままに朝6時に出発、赤岳頂上を目指す。
文三郎尾根に入ると急な登りが続く。階段が設置されているが、段数が多く結構つらい。それにしても急な斜面にこれだけの階段をよく作ったものだ。


赤岳頂上に向かう途中眼下に紅葉を望む。この日目にした中でも一番紅葉らしい景色かも知れない。


赤岳鉱泉から約2時間で赤岳頂上(2899m)に到着。
この日は快晴で富士山を始め、南アルプス、中央アルプス、御嶽山、北アルプス、妙高までと360度の山岳パノラマを望むことができた。これだけ主だった山々の頂を見渡せるところが赤岳の魅力の一つだろう。


分割、拡大すると、
富士山~南アルプス(北岳、駒ケ岳、仙丈ヶ岳)方面


中央アルプス~御嶽山~乗鞍~北アルプス方面


秩父多摩の山々もすぐそこ。


赤岳頂上から眺める阿弥陀岳


赤岳の後は横岳、硫黄岳を経由して赤岳鉱泉に戻るコースを辿った。
横岳に向かう途中、振り返ると赤岳の雄姿


横岳(2829m)同じような高さのピークが3つあって紛らわしい。


横岳から硫黄岳に向かう途中には鹿による食害防止のため柵が設けられていた。
標高が2500mを越えるような所まで鹿が出没しているとは驚く。


硫黄岳の北側を覗き込むと、山肌一面に硫黄が噴出した痕跡が見られる。今でもガスが発生しているらしく、近くは立ち入り禁止になっている。


硫黄岳の全容をカメラに収め、赤岳鉱泉に戻る。


朝6時、登山を開始して美濃戸口に着いた時は午後4時、2日目は少々ハードな1日だった。
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