今日もどうも降りそで降らない一日で、チョッと空を突っついてやったら降って来そうな空なのに、
それでもヘタに突っついたりしたら群馬県伊勢崎市みたいに突風と大粒のヒョウなんて降られたら
後悔では済まへんことになるので、そっとおとなしくしておくことにしました。
さてさて2日に渡ってパンと甘い洋菓子の話ばかりしてきたのでチョッと休憩して箸休めならぬ
フォーク休めといたしましょう。
昨日の近江八幡日牟禮ヴィレッジは「たねや」の本店日牟禮の舎とクラブハリエ・日牟禮ヴィレッジ
に日牟禮カフェに日牟禮茶屋と日牟禮サロン(お菓子教室)が在る。
滋賀県近江八幡市宮内町日牟禮という場所で、八幡山のふもとに坐す日牟禮八幡宮の境内の
かたわらに、和洋菓子のシンボルゾーンを設けたわけです。
明治5(1872)年に京都の菓匠・亀末廣で修業を積んだ初代・山本久吉さんが「種家末廣」の屋号
で始めてから140余年。
二代目・脩次氏、三代目・徳次氏と順調に進み、昭和51(1976)年に大津西武店でデパート出店
1号を手始めに次々と拡張が進み、現在の四代目・山本昌仁氏も手を緩めない進歩。
菓子職人としての腕もさることながら近江商人の商才を見せつけられる思いです。
個人商店でチマチマやっている自分にはとても真似れるものではないと感心しています。
ところでこの場所には先ほどチラッと出た日牟禮八幡宮が鎮座まします。
此処まで来てお菓子見学だけではバチが当たってもいけませんので、お参りさせてもらいました。
由緒によると西暦131年からの歴史があるようで、これにまた驚かされました。
3月の左義長祭、4月の八幡祭(松明・太鼓祭)の二大火祭りが有名だそうで、双方ともに昭和
33(1958)年、滋賀県無形民俗文化財の指定を受け、さらに平成4(1992)年2月、国選択
無形民俗文化財に選定され、御神徳のまにまに毎年盛大に奉納されているそうです。
境内には左義長祭(写真:左)で使われた赤い紙の飾り物が展示されてありました。
どうもここは夫婦円満の神社なのか、金婚記念のツガイの金の鳩が奉納されていました。
さつき奉納展も開催されていました。
門前には日牟禮ヴィレッジ以外にもお店がありました。
ちょうど門の正面には 湖南市下田(名神高速・竜王IC近く)の漬物・山上(やまじょう)さんの
日牟禮店があり、沢山の種類のお漬物を試食させてもらいました。
中でもメロンの漬物と白菜を昆布と大葉をミルフィーユのように重ねて漬けてカットしてあるのが
美味しくて、自分たちの土産にしました。
それで近江八幡を出て、明日は八日市まで南下したところを続けます。