くじびき はずれ の 見た世界

シニア初級者というのに世間知らず。
少年のようなつぶらな瞳?
そろそろ大人の記事を書きたい毎日です。

ライブハウスの一部始終

2012年02月13日 23時27分17秒 | 芸能

そこは大阪・西心斎橋のアメ村(アメリカ村)の南のはずれだった。
ビルの地下へ回り階段を下りて行くと、ほの赤い灯りにドラムセットが輝いて見えた。
年老いたオヤジが「いらっしゃいませ お先にここで料金を頂きます」とつぶやくような声で。
チャージ料2500円を支払うと小さなカードを2枚手渡された。

ちょうどそれは名刺を横に4つ折りにしたくらい(2cm×5cm程度)のカードで
『ドリンクチケット 500円分』と書かれていたから1000円分のドリンク券だ。

早速、中央にある一人用の円型のテーブルと少し座席の高い椅子を確保して
開演15分前の奥右側のカウンターへ進んだ。
メニューボードの1/3は500円のドリンクでソフトも含めて20種類ぐらいあっただろうか。
残りはチケットに100円、200円を足せば飲めるドリンクや軽い食事が載っていた。

YU-MEさん先ずはチケット1枚で足りるカクテルを1杯。
軽くグラスを傾けた頃、ライブが始まった。

ネット(ブログ)友でありながら初めて面会するシャンソン歌手YU-MEさんは
黒が好きと聞いていたので黒い衣装かと先入観があったけれど
黒を基調に赤系統の大きな花柄にカーディガン姿で歌い始めた。

演奏は指使いの素晴らしいまるこさんと、現役女子大生美人ピアニスト
神田麻衣さんで始まって、YU-MEさんの低めで伸びのと張りのある歌声が、
フランス語が開場一杯に広がった。

演奏をしていたまるこたぬ」はヴァイオリン、ギター、ギター、ベースの4人編成で
まるこたぬジャンルを超えた演奏や歌を披露するグルーブなのだが、今回は関西で1週間の
連日ライブで、この日は二人でバイオリンとギター。
ポルトガルの曲からシャンソン、スペインの曲まで多彩さを惜しみなく披露して
聴衆を引き付けた。

一部が終わって休憩が入り、チケットプラス100円のカクテルを追加した。

2部に入るに連れてテンションはドンドン上がる。
身体全体を使ってフランス語の歌を表現する。
エディット ピアフのカバーには思い入れとも相まって自ずと力が入る。
まるこたぬサン達のビールも進む。

MCトークはどうしても関東弁のしゃべりとなって、浅草芸能の内海桂子・好江や
春日三球・照代のノリが脳裏をかすめ、コテコテの関西人としては醒めた笑いしか
乗れない部分があったが、それだけに普段に無い新鮮さもあった。

ラストに近づいて、今回の主催者であるスペイン音楽のギタリストgonjiさんも
加わってのセッションに会場も手拍子を交えてエキサイト。
こちらもついでにもう一杯ブランデーを現金払いで。(^^ゞ

時を忘れるとよく言うが、19時半のスタートから3時間も経過したとは思えない。
会場のリミットが23時と言うことでお開きを迎えたが、それが無ければ
帰るのを忘れて大阪泊まりになるところだった。

ライブハウスに埋もれていてはもったいないミュージシャン、エンターティナーだと惜しくもあり
かと言って大きなコンサートホールに立たれると、こんなに身近にファミリー感覚では
聴けなくなってしまう恐れもありで、どちらかと言うとこのままでいて欲しい感じがした。

帰り際に3組のアーティストそれぞれに色紙1枚づつサインをもらって、大満足でシンデレラボーイの夜は閉じた。


ならまち 心に届くコンサート

2011年10月02日 18時26分15秒 | 芸能

奈良・大安寺町の融福寺から始まった輪音祭(りんねさい)。
vol.3から「ならまち」の法徳寺に場所を移したが、今回で6回目を迎えた。

ここからの人名は敬称を略させていただきますので、ご本人や関係者の
                      ご来訪がありましたら失礼をお許しくください

R&Bシンガーで密かにお気に入りSAKURAが登場したのがVol.4から。
その時はまだこのブログを始めていなかった。
お寺の本堂で繰り広げられるライブ・コンサートにわたなべゆうの繊細で巧みな
アコースティックギターやSAKURAの歌声は染み込むようだったが
村治 進のスティール・パンは驚きだったのを覚えている。
(SAKURA・わたなべゆうについてはまた後日の記事にします。)

薬師寺の平原綾香や上賀茂神社の倉木麻衣のライブも1000人を超える大きな
イベントだったが、ここも100人を超える観客が集まった。

去年の様子は去年のブログ
りんねさいVol.5に記載してある。


今年の輪音祭vol.6は上記の二人に加えて Vol.1~2にも出演していた
TAC(ソロボーカリスト)が帰って来た。
輪音祭実行委員会副代表で、ブログ『りんねさい 管理人』のピアニスト
増田みずほ)とのセッションも絶妙でした。

シンガーソングライターである彼自身の一番のオススメは【お母さん(←クリック)
You tubeで見つけたので紹介しておきますが、画像も音も粗悪なので
良いと思われた方は是非CDを求めてお聞きください。
(やっぱりここでもお父さんの苦悩が歌われていないのが寂しかったが)

ライブの中で紹介されたことに
東日本大震災の大被害による深い悲しみの中、被災者の方々が共に手を
つなぎ無き励ましあい立ち向かっていく姿に関西の28名のボーカリスト達が
心を一にし一つの歌を誕生させたCDがありました。

このCD(500円)の収益を義捐金として、親を亡くした多くの孤児たちが
安心して学習できるようにと作られた『東日本大震災こども未来基金』に送られます。
ネットでも購入できます。みんなの愛の手で「希望の星」が出来たらと思います。

Sounds for Pray 『Colors~絆~』
http://www.youtube.com/watch?v=9csDFJlZ37A

チケット番号も一桁目で、もう阿弥陀様と共にかぶりつき。
17時開演の予定が少々遅れたものの、アンコールを交えて終演の21時までの
4時間はとても充実して楽しいものでした。

 

明日は  せーじの話でもUPしましょうかね。


古き良き・・・

2011年05月15日 22時35分01秒 | 芸能

平安の都では 葵祭り の日でした。

趣味で所属している陶芸クラブ、今年度は通常、第一と第三の日曜日と決まっていたのですが、今月はゴールデンウィークというイレギュラーがあったために第二と第四に変更になりました。
「それはないやろ!」と言いたい所ですけれども、誰も異議を唱えるわけでもなくすんなり受け入れられたので、甘んじて受け入れることに。

でも、前年度の3月末までに予定に入れていたことがあったので、今朝は手隙の時に作っていた作品を素焼きに出すのと、焼きあがっていた素焼きの作品を引き上げて、ご挨拶だけして引き上げました。

それで予定していて向かった先は国立文楽劇場(大阪・日本橋)。
第48回なにわ芸術祭
第九十一回 当道友楽会 地歌筝曲定期演奏会
 
を聴きに。

それはそれは本当に久々に聴く地歌でした。(半年ぶり? ぐらい?)

家元や後継者は勿論のこと、普段は教室の師匠さんをされていらっしゃる方々の演奏や歌は
とても安定していて、伝統芸能の素晴らしさを感じさせられます。

今年は指導されていらっしゃるのだろう、大阪音楽大学 邦楽授業(筝)履修生の
皆さんの演奏や、兵庫県立神戸鈴蘭台高等学校 伝統文化教育実践研究生の
皆さんの演奏も交えて、現代の曲をアレンジして楽しませてもらいました。

            

ピアノやキーボード、ギター・ウクレレの演奏は真似事程度ならやりますが、
日本古来の楽器である筝や三弦は触れたことも無く、フレットの無い楽器の
音を操る技術は、いつも尊敬させられます。

賛助出演の尺八などを交えた演奏は、何処へ行っても洋楽や
J-POPに韓流がBGMで流れている日々の生活からは、
全くかけ離れた世界へ誘ってもらえるという、古きよきもので
ありながら新しくさえ思える催しでした。


りんねさいVol.5

2010年10月24日 00時15分59秒 | 芸能
輪音祭 と書いて りんねさい と呼ぶ。

奈良市は奈良町にある法徳寺というお寺で5年前に始められて
本堂の仏様の前の座敷で行われます。

お寺の門から本堂へ向かっての参道の両側にはキャンドルが置かれ
少々のありがたい読経とお説教があり、ギターのわたなべゆうからスタート。

のこぎり奏者のサキタハヂメ (去年はスチィールパンの村治進

R&B&Soul歌手で僕の一番のお気に入りの
 SAKURA が歌い 3時間半のロングステージ。

エンディングの後はアンコールで出演者全員揃っての合奏と観客も混ざっての合唱。


去年のVol.4から参加させてもらった。
今年も案内状(招待状ではない)をもらった。
もちろんその前に登録していたケケットサイトから前売り予約があり、8月にチケットを購入。

昨夜の23日が待ちに待ったその日だった。
齧り付きの一番前の席で目の前で聴かせてもらった。

当然のことながら撮影は禁止だったわけですが
去年の模様がWEBにあった。  ココ

わたなべゆう
サンは音声系統のトラブルがあって低目のハウリング音がする中での演奏で、ご本人はかなりの不満で残念あっただろうけれども、音響効果の高いホールでもなくて風通しの良いお寺のこと、境内で子供は走り回るわ泣き喚くわの中で観客には十分満足できる澄んだギターの音色だったと思う。

サキタハヂメさんは大阪生まれのベタな大阪弁が親しみやすく、都家歌六氏(のこぎり演奏の第一人者)の舞台を見て19歳に目覚め、関西で”のこぎり”といえば横山ホットブラザース(吉本興業)のお膝元、大阪フィルはもとより海外でも活動する凄腕。
関西人のお笑いのノリをふんだんに織り交ぜての楽しいステージを披露してくれた。

SAKURAさんは優しい母の一面とパワフルなソウル歌手の両面を持ち合わせ、自分でのウクレレの演奏やフラダンスを取り入れて、しなやかで安らぎを覚えさせる歌声を聞かせてくれた。

去年も満足して終わったが、去年よりも充実した気分でお寺を後にできたと思う。
来年も機会があれば是非伺いたいものだ。

この企画は医師である実行委員長(代表)さんと数多いボランティアで運営されていて
臓器提供、エコキャップ、ユニセフへの協力もされていると聞いた。

心地良い一夜を今年も過ごさせていただいた。

宗派を問わず  南無阿弥陀仏。 (法徳寺=融通念仏宗の寺)

コウかフカツか……

2010年10月06日 00時49分25秒 | 芸能
幸か?不幸か? いや ニノか?ブッキーか?
真希(ウチの四女)か?ひかりか?でもエエねんけど。(^o^;

久々のシネマネタの一席でお茶を濁させてもらいまひょ。
(誰に断ってんねやろ?)(モバイルでは会話の色違いが見れません。)

けど、大家はん、和久井映見はやっぱりエエ女優はんでんな。
これこれクジやん、のっけからぎょうさん女優ばっかり並べてホンマ、甲子園球場やな!
な、なんです?それ?
いぃえぇな!何処のチームと試合しても1塁側だけやのうて3塁側まで黄色ばっかり。
へえへえ、そうでんなぁ。
気ばっかり、気が多いっちゅうことでんがな。
そう言うノン、材木屋って言うんとちゃいましたん?
アホやなぁ、このワシがいつまでもそんな古いコト 言うてますかいな。
ははぁー さすが亀の甲より柴崎コウでんな。
そこはクジやん、年の功でよろし。

ふかっちゃん、さすがに大分出身やからか方言がカマボコでしたわー。
みなまで言いな 板に付いてた やろ?
第34回の モントリオール世界映画祭で最優秀女優賞ですんやてね。
そうやな、ほらナカナカの演技したはりましたわなぁ。
予告編で見るほど清水祐一も悪いヤツやあらへんかったし、逆に馬込光代の情熱がリアルに凄かったし、満島ひかりチャンの演技も良かった。
へー、大家はんもよう見てはるんや。
そら、おまはん何事も勉強やで

ほしたら大家サン大奥のほうはどないでした?
うん、やっとそっちに話題が変わりましたな。
こっちはこっちでおもしろかったでっせ。
長屋の衆が壁の向こうやら障子の裏で聞いてる人も居るから、あんまり詳しい話をしたら活動写真屋に怒られますからな、クジやんもそこそこにしとかんとあきませんで。
ダウンロードしよるヤツが居りまっか?
えらいハイカラな言葉知ってるやないか (^◇^)

いや始めは、大奥は女の園やと言う頭が邪魔をしてましてな、女の園のワリには男じゅう大奥だらけやないかと思いましたわな。
へぇ、そうでんな。
そら疫病で男の数が女の数の1/4っちゅうことですよってにね。
まあ、女ばっかりの世界よりは男の入った大奥のほうがまだエエわな。 裏のドロドロがまだマシやと思いますな。
けど、相当ブサイクな男 ワテみたいなもんでもオナゴが寄って来てくれますねんで!!
おまはん、そないにココで張り切らんでもよろし。
そらそうですけど・・・

赤面疱瘡でしたかな?  気持ち悪いでんな。
そうやな。 男だけにかかるっちゅうのも難儀なもんや。
ワタシね、玉置宏やら佐々木蔵倉之介みたいな俳優、好きですわー。
そうか、エエ男やしな。
けど、掘北真チャンも好き。
うん、のっけにそんなこと言うてましたな。 柴咲コウはどないかな?
へぇ、化粧品のCMん時はメッチャ好きです。
そうやなぁ、重たい着物にヅラやから仕方ないかも知れんけど、歩き方とかはなぁ。
まぁジャンルがバラェティー映画やと思うたら、オモロイ映画やったな。

ところで おまはん、いつの間にそんな活動写真見てますねん?

そら大家サン
ココで見聞きしたこと 一切他言無用
  内緒にしときまひょ


伝統芸能

2010年07月08日 00時21分01秒 | 芸能
知り合いの3乗のご好意に甘えて金春流の  を拝見させていただいてきました。
<舞囃子> 杜若(かきつばた)
<狂 言> 水掛聟(みずかけむこ)
<仕 舞> 高砂、熊野キリ、籠太鼓、小鍛冶
< 能 > 弱法師(よろぼうし)

それぞれにすばらしく、魅せられてまいりました。


伝統芸能はヤッパ宜しおますな。
堪能させていただいて来ました。