三寒四温とか言いますが今日は16℃まで上がったようです。
ただし最低気温が3.1℃と13℃ほども差がありました。
鵜殿のヨシ原(淀の合流から5Km下流右岸・高槻市)の葦は雅楽の篳篥(ヒチリキ)の廬舌
(リード)として奈良時代から毎年100本ほど宮内庁に献上されているのですが、新名神高速
道のルート計画の真下に当たり、存続危機が唱えられています。
毎日コメントを下さる『すーサン』の撮影日誌、12月8日の河川敷の葦原!で
宇治川の河川敷にある、いつぞやの葦原を撮影した画像が載せられていました。
あんなに広大な場所で物凄い量の葦が生えているのに、せめて何本かでも
代用できないものかと思うのですが、鵜殿の葦は特別に繊維が細かくて他に
類がないのだそうです。
楽器と言うのは繊細な物なのですねぇ。
日記によると「西日本でも有数の広さのツバメの住み家」だということ。
何か他の物に姿を変えて利用方法が無いものかと、つい浅はかに考えてしまいますが
野鳥やその餌となるもの、それに人の心を癒す懐も兼ねていたんですねぇ。
日本は都市部だけにいろんなものが集中して、奈良にも自然いっぱいの土地が。
どちらの葦原もずっと残るといいですけどねぇ。