官公庁や多くの企業では昨日、仕事納めが行われましたね。
いよいよ町でも本格的に年越しの雰囲気が整っています。
奈良市の春日大社でも本殿前の林檎庭横にある大スギのしめ縄が掛け替えられたそうです。
樹齢約800年の神木で高さ約25メートル、周囲約8メートルあるそうです。
しめ縄は奈良市東九条町の電気店経営の個人が毎年、秋に収穫したもち米の稲わらを
使って手作りして奉納しているのだそうで、摂社・若宮神社前の大クスなど2カ所のしめ縄
も奉納されているのだとか。 凄いですね。
盆地南部の初詣の三本指でも
橿原神宮
外拝殿の前にもう来年の特大絵馬が飾られています。
こちらは神功というだけに天皇家、それも初代天皇を祀ってあります。
古事記・日本書紀に出てくる「神武東征」で有名な 初代・神武天皇です。
大神神社(三輪明神)
初詣客に授与する来年の干支(えと)「酉(とり)」の縁起物づくりが12月初旬にピークを
越えて、ほとんど準備が整ってきたようです。
福矢は大小2万5千本、干支の置物は合計4種類で合わせて4500体などを用意する
のだそうです。
安倍文殊院
盆地内の受験生の多くが祈願に訪れる文殊様の寺院です。
来年の干支「酉」にちなんだ「パンジージャンボ干支花絵」が公開されています。
この花絵は、今から約20年前から開催されている恒例のもので、寺院の職員が手作業で
植えているということで知られています。
この絵に使う色とりどりのパンジーはおよそ8000株にものぼるそうです。
騒音として煩いからと除夜の鐘を衝けない都会のお寺もあるとかいう、へんな時代を
反映するニュースもありましたが、各社寺でいろいろと工夫されていますね。