昨夜遅く、脱サラして独立する少し前までお世話になっていた上司が亡くなって、
7日に通夜、8日に葬儀とOB仲間から連絡が入りました。
いろんな人たちとの出会いがあった中で、皆さんに良くしていただいたのですが
一番心に響くアドバイスをくださった人です。
20歳上の方で一線を退いたここ5~6年は海外を旅してまわっていらしたそうで
今回も奥さんとの旅行に出かけた初日に温泉に入浴中に亡くなられたそうです。
ペースメーカーを着けていらしたので、たぶんアッという間の発作だったのでしょう。
救急搬送されて1時間の蘇生措置もむなしく、ペースメーカー以外の鼓動は戻って
来なかったと臨終を告げられたそうです。
お導師様は曹洞宗の住職で、お葬式の意味を説いてくださいました。
我が家の浄土真宗では人が亡くなったとたんにお迎えが来られて、すぐに阿弥陀様の
元へと浄土に連れられて行くので「南無阿弥陀仏」とすべては阿弥陀様に帰依する。
戒律の厳しい曹洞宗では亡くなられた人を仏に仕える僧侶として送り出すのだそうだ。
まず得度の儀式で剃髪の為の剃刀をあてる。 その後仏・法・僧や13の戒めなど
16戒めを授けたりして、最後に大声での喝!で僧侶として現世から解き放ち背中を
押してあげて引導を渡すのが葬儀なのだそうです。
浄土真宗も曹洞宗も、そこまで言えば三論宗・法相宗・華厳宗・律宗・倶舎宗・
成実宗・天台宗・真言宗・融通念仏宗・浄土宗・臨済宗・曹洞宗・浄土真宗・日蓮宗
・時宗・普化宗・黄檗宗・修験宗など十八宗と呼ばれる宗派は、みな仏教であって
頂点はブッダであるのに、考え方・教えの違いでずいぶん違う物だと思う。
いやぁー 一番簡単でユルイ宗派で良かったとご先祖に感謝する。
国内は東京築地・豊洲問題と、大阪の私立小学校設立と政治の関連疑惑の問題で
ドロドロな状況だし、海外でも米・北朝鮮のトップリーダーの采配と固執で
ゴタゴタの状態。
元はみんなホモサピエンスなのに。