リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

クワナビMYミュ

2020年02月05日 11時52分30秒 | ローカルネタ
桑名地域のミニコミ紙、クワナビMYミュが休刊になりました。同紙は桑名市、東員町、いなべ市、を中心に配布されているいわゆるフリーペーパーです。四日市エリアには配布されていません。


「最終号」です。

最終号が先日配布されていましたが、なんかいつもよりページが少ないので変だなと思って最終ページを見ましたら、今号で休刊するとありました。桑名地域に配布されているフリーペーパーは他にもありますが、記事らしい記事は全体の10%もなく、ほとんどが広告とクーポン券のオンパレードです。

対して同紙はもちろん宣伝もありますが、内容のある記事もあり、月2回の配布を楽しみにしていました。特に郷土史家の西羽晃氏のコラムは充実していました。これが読めなくなるのはちょっと残念。ここ何年かは、バロック音楽の旅の宣伝も毎年掲載して頂いていました。ただ、2,3年前から宣伝効果が下がってきているのがちょっと気にはなっていましたが、やっぱりみなさん文字を読むよりクーポン券の方がいいんですかねぇ。(笑)

昨年創刊した「くわな新聞」の影響もあるのかもしれません。こちらは初めは読める記事が多かったのですが、最近はなんかお店の宣伝記事ばかりになってきたのがちょっと気がかり。まぁこれからを期待しましょう。

桑名もインバウンド?

2020年01月29日 17時33分00秒 | ローカルネタ
先日のコンサートでハープの西山さんが来るとき同じ列車に外国人が乗っていて、皆桑名駅に下車したそうです。しかし桑名で下車してどこへ何を見に行くんでしょうねぇ。

西山さんといろいろ車の中でどこだろうってお話をしましたが、長島温泉かなとも思いましたが、それなら中部空港から直行の方がはるかに近いし。

まぁ桑名の定番と言えば、六華苑でしょうか。あとマンガ「美味しんぼ」でも紹介された料亭「日の出」に言って蛤料理ですかね。ちょっと落ちますが「歌行燈」といううどん屋なんかもいいかもしれません。超B級だと、「八百勇」というお好みやさん。100年以上前からやっているお店で、昭和どころか大正、明治のお味です。

桑名は和菓子屋さんも多いし、17世紀初め、まだイングランドではジョン・ダウランドが生きていた頃、初代桑名藩主本多忠勝が行った町割り(慶長の町割)が大体残っていることもあり、見所はいっぱいありますが、ちょっと地味というか分かりやすいのが少ないのが難点。

鉄ちゃんなんかには、近鉄・JR線の急カーブが有名らしいし、広軌・狭軌・ナローゲージの3種類の線路をまたぐ踏切も知られた存在。

桑名高校から桑名駅西にかけて4段にもわたる断層崖もめったに見られるものではありません。

まぁでもこのあたりはブラタモリのネタですね。お題は「なぜその手はくわないか」あたりでしょうか。(笑)

カラヴァッジョ展(3)

2019年11月07日 12時00分48秒 | ローカルネタ
リュートを弾いている若者は顔立ちからすると、カストラート(去勢男性ソプラノ歌手)だとする説がありますが、私もこの説に賛成です。半開きの口なんかこれから歌うという感じですよね。バスの楽譜を見て、適宜和音をリュートで弾きながら歌う、そういった感じの場面です。一緒に描かれている楽器をそれらの曲を一緒に合わせるための楽器ということでしょう。

さて、メ版の楽譜は先にも書きましたように、曲が異なっています。メ版は2曲描かれていまして、1曲目が L で始まる曲、2曲目が P で始まる曲です。これも第1集から探してみましたら、あっさりと見つかりました。L 始まりの曲は2曲、P 始まりは3曲でした。1曲目は22ページのLascia'il uelo (velo)、2曲目は18ページの Perche non date voi です。

合計5曲全て特定できました。かくなる上はこれらを実際に演奏してみたいですね。4声をきれいに歌える人たちは周りにはいないので、実用的なところでリュートとソプラノまたはリュートソロにしてみようかと考えています。こんなにあっさりとわかるんでしたら、もう少し早く特定してどっかに売り込んでみたらよかったです。(笑)このくらいの労力でできることですから、多分この5曲はもうすでに誰か特定しているんでしょう。ただネットで検索しても上がって来なかったです。秘密にしているのかな?でも、ここで大公開ですよ!

こういったマドリガルをリュートで弾くには、時代的にいって通奏低音ではいけません。全パートまたはCantusを除いたパートをリュートで弾く、あるいは全パートを適宜調整しながら弾くというのが当時のやり方です。またソロにする場合は、適宜ディミニューションを入れた方がいいと思います。

一応まとめておきます。

ページは、IL PRIMO LIBRO DI MADRIGALI D'ARCHADELT A QVATRO CON NVOVA GIONTA IMPRESSI.(1539)のBASSVS分冊におけるページです。

エ版
1曲目は37ページの Chi porta dir
2曲目は20ページの Se la duta durenza
3曲目は21ページのVoi sapete

メ版
1曲目は22ページのLascia'il uelo (velo)
2曲目は18ページの Perche non date voi

カラヴァッジョ展(2)

2019年11月06日 11時59分29秒 | ローカルネタ
どっかで楽譜の曲はアルカデルトの作品だと言うことを聞いていたので、IMSLPでマドリガル第1集(以下第1集)をダウンロードして調べて見ました。Sで始まる曲は2曲しかなく、音符の動きからあっさりと特定できました。

でも他の曲を調べるにはやはり高解像度の画が欲しいのでいろいろ検索しましたら、いいのがありました。展覧会のものはなかったのですが、エルミタージュ美術館のものも高解像度のものがありました。Wikimedia commonsというところにあります。

エルミタージュ版とロンドン版(名古屋で現在展示中のもの。以降これらを「エ版」、メトロポリタン版を「メ版」としておきましょう)では3曲ありますが、画の側から見て右、両開きの楽譜から見て左に書かれている曲は、第1集の21ページ、Voi sapete です。歌詞は、Voi sapete ch'io u'amo anzi u'adoro と続きます。1曲目は画では始めの文字が C になっていますので、目次で見てみますとこれも2曲しかありません。描かれていた楽譜から37ページの Chi porta dirだとわかりました。なんかエライ簡単にわかるもんですねぇ。(笑)

問題は2曲目です。タイトルの始めの文字がわかりませんので、楽譜のエンディングで探すしかありません。第1集の冒頭からエンディングを見ていきますと、真ん中より手前に該当する曲が見つかりました。20ページ目の Se la duta durenza です。終わりの方でなくてよかったです。

これでエ版の3曲が特定できました。実は画の中には楽譜は2冊描かれています。両開きになっている楽譜の下に、閉じた楽譜がありその表紙には Bassusと書かれています。これはバスのパート譜です。開いている楽譜ももちろんバスのパート譜です。これはカラヴァッジョが描いた楽譜を見ればわかることです。ですから当然今回曲探しに使ったのも、第1集のバスパートの楽譜です。(4声のマドリガルですので、あとCantus, Altus, Tenorというパート譜があります)

天正大地震と長島

2019年03月03日 22時16分48秒 | ローカルネタ
島輪中図書館歴史講座「天正大地震と長島」に参加してきました。ちょっと道に迷ったので、3分ほど遅れて到着、受付の名簿には沢山の参加者の名前が。ほとんどの方が遅刻せずいらしてました。



会場には沢山の老男女の方がいっぱい。残念ながら「若」の方は見渡した感じではゼロでした。地震をテーマにした講座なので、この先そんなにない(失礼)方にも増して、もっと若い世代が来るべきだとは思うのですが、若い世代は日曜日は家庭サービスなんかで忙しいのかも。ま、おじいちゃん、おばあちゃんが講座を聴いてその話を息子の世代に伝えたらいいわけですから、参加者のかたよりはそんなに問題にならないのかもしれません。

天正大地震は天正13年=1586年におこった巨大地震で、会場のある桑名市長島町はもちろん近畿地方一帯を襲った巨大地震で、いくつの断層が連続的に動いた大地震の連鎖だとも言われています。


不勉強な私の疑問:

長島に関する記述は、当地のものも他地域におけるものもあるのに、桑名のものがないのはどうしてか?
桑名に行政機関があれば、必ず公式の文書は残っているはずだが、1586年には桑名には行政機関はなかったのか?
三重県の北勢地区で当時一番有力だったのは、長島の豪族、寺社勢力ということなのか?
天正大地震のときに伊勢湾断層は動かなかったのか?(地震学者飯田汲事先生の説では伊勢湾断層が動いたとある)
伊勢湾断層が動いたのなら桑名は津波の被害があったはず
天正地震後の今の桑名の旧市街域の被害状況は?
町屋川の流れを変えて桑名の町割をしたというのが定説?になっているが本当か?
地図で見ると、町屋川は河口近くで90度近く曲がりそのまま伊勢湾に入っているがこれだけの工事が当時の技術、資金力で可能だったのか?


私のファンタジー:

三重県の北勢地区は長島が有力な行政機関だった
それが天正大地震で壊滅状態になった
現在の桑名市旧市街域も壊滅状態
地震の影響で、土地が隆起
町屋川の流れが二手に分かれ、現桑名市旧市街域に流れる分が減った
もう一方の流れは今の町屋川の流れ
震災から15年後本田忠勝が桑名に入り桑名藩立藩、町割に着手
全国支配をかためつつあった徳川幕府の意向で北勢地区の拠点都市にする
大震災の復興事業もかねる
大震災後現桑名市旧市街域に広範囲に出現した湿地帯を活用
町屋川の流れを現流域のみに固定する土木工事
桑名の慶長の町割は、徳川の政治支配と震災復興の両方を兼ねていた

天正大地震は2011年の東日本大震災にも匹敵する規模だと言われている内陸地震です。もし伊勢湾断層も動いたとするなら、被害は海溝型と内陸型の両方を併せ持っていたかも知れません。桑名の町の形成のわずか15年ほど前に起こったこれだけの大地震が、桑名の町の形成に何も影響はなかったはずはありません。それどころかこの地震を軸に歴史を捉えていくことが必要なのではないでしょうか。残念ながら、現在の歴史の記述は、天正13年に大地震が起こり、慶長6年に本多忠勝が桑名藩を立てる、という流れが書いてあるに過ぎません。それどころか行政史と地震史は別々に書いてあるのが普通のようです。

ということで、勝手に妄想をしてみたのですが、この私の疑問やファンタジーにすぱっと答えてくれる学者さん誰かいないかなぁ。そうそうこの講座ですが、参加させていただき、沢山のことを教えて頂きましたが、益々疑問が膨らんだという感じでした。



ムムッ!これは?

2018年06月09日 19時15分55秒 | ローカルネタ
最近桑名地区で新しい無料紙が誕生しました。もう3号くらいは出ているのですが、その名を「くわな新聞」といいます。新聞といっても紙面の大きさの割には、空きスペースが多く、まぁよく言えば読みやすい新聞と言えます。記事の分量的には少なめですが、クーポン券ばかりのミニコミ誌よりは個人的には好きです。

今日の新聞の折り込みにこんなチラシが入っていました。



曰く、「桑名市・東員町・三重郡(一部区域)で発行、配布されている「くわな新聞」は中日新聞社、中日新聞販売店、中日三重サービスセンター、桑員ホームニュースとは全く関係ありません」

とあります。私なんかは「くわな新聞」が中日新聞と関係がありそうだと思ったこともありませんでした。「くわな新聞」に中日新聞と間違えられそうな記事があるのかと思い探してみましたがそういうものはありませんでした。

うーむ、これは何かありますなぁ。「くわな新聞」が出て以来、中日新聞を購読するのを止める人が続出しているとか?真相はなんでしょう?

桑名和菓子フェア

2017年03月02日 19時39分36秒 | ローカルネタ
スーパーに行ったら「桑名和菓子フェア」をやっていました。桑名というところは結構和菓子屋が多いところです。



市内の和菓子屋さんが一同に会して、それぞれのオリジナルを販売するという催しは以前も開催されて好評だったようです。

市内の小さいお店はスーパーができたので、多くは無くなってしまいました。駄菓子屋さん、八百屋さん、天ぷら屋さん、魚屋さん、かしわ屋さん、うどん屋さん、肉屋さんなど、歩いて5分もかからないところに一杯ありましたねぇ。でも和菓子屋さんだけは例外のようで、ほとんど残っています。ウチの近所だと減るどころか、二増です。もっとも一減していますが。(笑)

花見には少しまだ早いですが、おいしそうなので買ってきました。



実はこの花見だんごはウチのすぐ近くの和菓子屋さん製です。直接買いに行ったほうがずっと近かったですね。パックに2本入って320円みたいに見えますが、実は1本食べてしまったので、3本で320円です。

バロック音楽の旅X第2回

2016年09月23日 13時41分15秒 | ローカルネタ
バロック音楽の旅Xの第2回講座が終了致しました。今回は、実演付きレクチャーで「ルネサンス・バロック音楽における編曲、変奏~当時の曲作りにせまる~」というテーマで、パワポによるプレゼン、CD鑑賞、それとリコーダーの御室広子さん、岡崎和光さんに協力してもらい実演鑑賞を行いました。



ずっと雨が続いており、当日も雨の予想でしたが、幸いにも講座の始めと終わりは雨が降っていませんでした。このところすっかり雨男返上です。(笑)

15世紀のギーゼゲムの作品の仕組み解説から入り、バッハによるヴィヴァルディ作品の編曲やバッソオスティナートによる作品を詳しく説明しながら進めて行きました。今回も受講生の皆さんの便宜を図るべく、「サブノート」を用意しました。皆さんとても熱心にメモをとっていらっしゃいました。内容的には結構高度なものなので、時にはクイズを入れてあまり重い感じにならないようにしましたが、皆様には楽しんでいただけたでしょうか。

いつもレクチャーでは鑑賞CD一覧を作るのですが、今回は鑑賞曲の原語によるタイトルを掲載して、iTunesでも検索できるようにしました。本講座で鑑賞するほとんどの曲は現在iTunesにありますので、廃盤になっているかもしれないCDのタイトルの一覧だけでなくiTunesでも探すことができればより便利になるわけです。もっともCDを購入するにしても、お店に行っても多分ない場合の方が多く、実際にはネットで探すことになります。もうとっくに時代が変わってしまっているんですね。

次回はリコーダーの太田光子さん率いるリコーダーカルテット「まるかる」です。飛び込みでも構いませんので、興味のある方はぜひどうぞ。

ガット弦に張り替え(1)

2016年06月15日 15時45分35秒 | ローカルネタ
アメリカのガムート社からガット弦が届きましたので、ぼちぼちとガット弦に張り替えています。ガムート社には3コースから13コースまでの分です。1コースと2コースを頼んだウニヴェルザーレ社からはまだ届いていません。同社の方からは、先週の今頃、2,3日出かけるので弦をひねるのは帰ってからだ、という旨のメイルが届きました。出来たら連絡するとのことでしたが、まだ出来てないみたいですね。さすがイタリアン・・・。



13コースと12コースを取りあえず張り替えてみましたが、なかなかいいです。13コースを張るときに、まだ交換していない12コース(フロロカーボン=鮪用の釣り糸)と音を比べてみましたが、少し音は柔らかい感じで、余計な倍音が入らないのと、ゲージが精確な点はガット(ピストイ)が優れています。フロロカーボンのバス弦はピストイガットと音の感じは近似していますので、合成樹脂弦による代替弦としては一押しでしょう。


左4本(13,12コースがピストイガット。他はマグロ弦)

13コースを張るときに、直径が1.92ミリもあるので、棒振動して使い物にならないのではと危惧しましたが、実際に張ってみると全く問題はありませんでした。フロロカーボンだと直径が1.66ミリですが、ピストイはとてもしなやかなので問題がないのだと思います。これが、同じガット系の弦でも同社のギンプ弦だとずっと固いのでうまく行きません。(ギンプ弦に関しては後日少し書きます)直径1.92ミリのピストイガットは私の楽器だと張力が大体2.5キロです。3.0キロ近くあった方がいいかも知れませんが、私の楽器にはこのくらいがベストです。2.0キロに近づくとちょっと低すぎて音がならないでしょう。

13コースをブリッジとペグに通すには、穴を少し広げる必要がありましたので、2ミリのドリルで穴を広げました。写真のような、長さ15cm直径2ミリのロングドリルを模型用のチャックにはさんで手で回します。ご自分でガット弦用に穴を太くしようとされる方は、間違っても電動ドリルを使わないようにしましょう。もちろん錐もだめですよ。錐はテーパーがついています(円柱形になっている)から。ちなみにこのロングドリルやチャックは特殊な工具ではなくその辺のDIYの店で売っているものです。



バス弦としてのピストイとカーボンの特徴をまとめてみました。

カーボン
1本あたりのお値段が圧倒的に安い。ただし購入するときは25メートルとか30メートルという単位で買わなければならないので、ピストイほどではないが結果的には高くつく。協同購入するか持っている人にひと張り分だけ譲ってもらうと安い。
とても固いのでブリッジにしばりにくい。
湿度の影響はゼロ。温度変化にも比較的強い。
精度に問題がある。2,3本張って1本選ぶという感じ。

ピストイ
お値段がとても高い。数年は使えると思うのでそれを考えると多少は納得できるが、それにしても髙いです。
とてもしなやかなので、ブリッジにしばるときやペグに巻くときは扱い安い。
湿度の影響はあるが、温度変化には強い。
精度は抜群。もっともお高いものですから、よくなければ困ります。


両素材ともギターのような巻き弦よりはバロック音楽の楽器としてよりふさわしいと思います。でも初心者にとっては、音程を聞き取るのが両素材とも結構難しく調弦が大変なので、その点では巻き弦を使った方がいいと思います。初心者?と思われる方がガット弦を張った楽器で演奏しているビデオクリップYouTubeなんかにアップされていますが、ほとんど全ての人の調弦はきちんとできていません。

桑名フェア

2015年09月24日 16時10分45秒 | ローカルネタ
今日近所のアピタに行きましたら、「桑名フェア」というのをやっていました。



桑名の和菓子屋さんの逸品を一同に介して販売しようというフェアです。もっとも全ての和菓子屋さんが出品していたというわけでもなさそうでしたが。

こういう企画は多分初めてじゃないでしょうか。桑名は古くからの和菓子屋さんが多く、八百屋、魚屋などが軒並みスーパーの開店で閉店していく中、和菓子屋さんはほとんど減っていません。むしろ何軒か新規参入があるくらいです。

眺めていたらついつい食べたくなり鬼饅頭や酒蒸し饅頭を買ってしまいました。

売り場をざっと見ていくと、桑名発祥の「都饅頭」が10種類売っていました。都饅頭というのは私はてっきりどこにでも売っている一般的なおまんじゅうだと思い込んでいましたが、どうも桑名市内とその近辺だけのもののようです。

10種類全部はさすがに食べきれないので(日持ちがするので食べきれるとは思いますが、飽きてしまいますので)代表で4つかいました。



左上が福江町の恵比寿屋、右上が北寺町の保々屋、左下が大中央町の兎月堂、右下が中央町の栄昌堂のそれぞれ都饅頭です。

外観はこんな感じです。直径は5センチくらい、上にゴマがパラパラというのが特徴です。



一口かじると中はこしあんで、どちらかというとパサっとした感じです。



特に超美味というおまんじゅうではないでしょうけど、桑名の和菓子屋さんなら必ず作っている都饅頭、桑名の味です。