リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

公徳心

2008年05月04日 21時56分48秒 | 日々のこと
いつもの帰りの電車、ちょっと早めにならんだお陰で座ることができました。発車してしばらく経つと、横の通路に経っている5歳くらいの男の子がやたらと動き回りじっとしていません。お母さんも一緒のようです。しばらくはがまんしてましたが、いっこうに収まりそうもないので、その子を怖い顔をしてにらみつけました。

それで効くかと思いきや、しばらくは動きは少なくなったもののまた同じように動き始めました。その位では効かんわけです。少し経ち、今度は前よりもっと怖い顔をしてにらみつけてやったら、前よりは反応がありました。さすがにお母さんも気がついたのでしょうか(前のときに気がついてほしいねぇ、いやそもそもその前に自分の子供を注意せんと)、子供に注意しました。

私の子供が小さいとき、そういう場面だったら、手をガチっと引っ張って動けないようにするか、頭をコチンでしょうけど、そのお母さんは「・・・そういうことをやると他の人にいやな気分になるからやってはいけないでしょ・・・」なんてことばで説明してました。5歳児くらいの子はなぜやってはいけないか、ということを説明するより、だめなものはだめ式にやったほうがいいと思うんですけどねぇ・・・。

夕方は家内と市内の温泉に出かけました。ここの露天風呂に入っていたら、プールと間違えているやはり5歳くらいの子供が二人いました。今日はクソガキ、いや公徳心のない子供によく会う日です。私の方にしぶきをあげながら泳いで来たので、湯の中で一人の腕をぐっとつかみにらみつけました。怖いおじさんにびっくりしたのか、怯えたような顔になりました。もう一人が「お前がそんなことをするからあかん」などと注意してましたが、そそくさと逃げて行きました。

電車の子もそうですが、ホントはこのおじさんに謝ってほしかったですねぇ。電車の子だったら、お母さんが謝らせるべきだし、お母さんも普通は謝ると思うんですけど。でもまあ、そういうことがきちんとできる躾をしていたらそもそもそれらの行動はなかったんでしょうが。

件のお風呂の子供が逃げていき、今度はかわりに入れ墨をしたお父さんを連れてくるといけないので、露天風呂からは引き上げることにしました。ええ、今の世の中その位のことが起こっても不思議ではありませんから。(笑)