リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

残念なミニコミ紙

2011年05月10日 11時42分26秒 | ローカルネタ
朝、電話です。

「あ、もしもしナカガワです」

「もしもし、先日ファックス送って頂いた、ミニコミ紙Mですが」

「はいはいはいはい、お世話になります」

「記事掲載の件ですが、実は発行が5月31日になりますので・・・」

バロック音楽の旅Ⅴ講座の案内をして頂こうと、M紙にファックスを送っていました。M紙は桑名市内に配布されている無料紙。5月31日は、講座の受付締切日です。うむ、これはいかんな、どうしようかな、6月4日の第1回の講座に飛び込みできてもいいことにしようかな、なんて考えていると・・・

「・・・ちょっと時期的に難しいかもしれません。それと料金が4500円もするので、営利目的ではないかと判断しまして、ええ、市民が無料で行う活動とか1000円くらいのものを掲載していますので今回は見合わせたいと」

「えーっ、これって営利目的じゃないですよ。桑名市教育委員会との共同開催事業だし」

「でも4500円はちょっと高いかと・・・」

「うーむ、そーですかー、でも1回あたり900円なんですけどぉー」

とちょっと弱腰に反論してみましたが、掲載しない方針は揺るがないみたいで、結局掲載はボツでした。

私的にはバロック音楽を聴きたいという市民の方は結構いらっしゃって、きっとみなさんに役立つ情報になると思うんですけどねぇ。ちょっと見識が低すぎって感じ。なんか中身をあまり検討しないで、金額だけで判断したみたいです。

こういう感じの対応は昔は公の機関の方によくありましたねぇ。それとは裏腹に、マスコミ関係の方はとてもよく理解していただいていた、というのが定番のパターンでしたが、最近の桑名市の関係部署の方は音楽文化活動に対する理解が大変深く隔世の感があります。4500円は充分リーズナブルだと理解して頂いていますし、今回は桑名市外での活動も特別に認めて頂きました。

まぁ、これは桑名市というイチ地方都市のミニコミ紙だからかも知れません。残念ですが、これからなんでしょう。