ガムート社のガット弦、今回購入分(1~3コース用、計10本)あと3本を残すのみとなりました。1コース用の0.38mmは4本買いましたが、そのうち2本はすぐケバが出てきて翌日にはケバケバでどうにもならない状態になってしまいました。残る2本は比較的長く使えました。でも切れてはいないものの音はポコポコになってきています。1本はドイツテオルボに張っていますが、バロック・リュートに張っていたもう1本の方は、昨夜ナイルガットに張り替えました。ナイルガットは結構がんばっているとはいうもののやはりナイルガットの音で若干違和感を感じます。でもその差は、10メートル離れて聴いている人にはほとんど感じないくらいのレベルでしょう。
2コース用の0.46mmは意外にもよく保っています。バロック・リュートに張ったものはまだケバも出ず、音の劣化も非常に少ないです。これなら十分実用的です。残った3本は、0.46mm3本ということです。
3コース用にと買った0.56mmは2本とも全くの振動不良で弦の体裁をなしていないひどいものでした。こういうこともあるんですねぇ。これってすぐ送り返せば新しいのに交換してもらえるんでしょうけど、送料が・・・
0.46mmが大健闘しているので、0.38mmのコーティングしているのと、あと4コース、5コース用のものも先日注文しました。4コースには0.72mm、5コースにはPistoy0.86mmを注文しました。Pistoyというのは、ガムート社のダニエル・ラーソン氏が開発したミドルレンジ用のガット弦です。ちょっときつくなるけど、1コース用に0.40mmも注文しておけばよかったかな。
私見では、バロック・リュート用のガット弦はまだ満足いく組み合わせが見いだせないと思います。問題点は、バス弦と1コース用の細い弦です。バス弦(6コースから13コース)は、いろんな人がこういうのがいいとか言っているしメーカーも一応推奨している弦があるんですが、ライブや録音を聴いたり自分で試したものも含めて、今ヒトツです。いくらバス弦の減衰時間が当時は短かったとは言え、ポコポコの音でしかも棒振動(直径が太いので弦の両端が振動しない)を起こして音程感が怪しいのでは話になりません。細い1弦はすぐに使えなくなります。
ピラミッド弦のながーい減衰時間は確かにもうちょっと何とかならんかなとは思いますけど、かと言っていくつかの録音にあるようなポコンという音では話になりません。アキーラ社が出しているオープン・ワウンド弦が行けそうな感じですが、現時点では生産していないらしいです。
今月はコンサートが入っていないでアレですけど、来月の初めにはひとつ小さなコンサートがありますので、ぼちぼち実験は終わりですね。(笑)ま、ガット弦実験はお金がかかります。少なくとも現時点では、とにかくガット弦でなければ、というような単純素朴な話ではないことは確かです。
2コース用の0.46mmは意外にもよく保っています。バロック・リュートに張ったものはまだケバも出ず、音の劣化も非常に少ないです。これなら十分実用的です。残った3本は、0.46mm3本ということです。
3コース用にと買った0.56mmは2本とも全くの振動不良で弦の体裁をなしていないひどいものでした。こういうこともあるんですねぇ。これってすぐ送り返せば新しいのに交換してもらえるんでしょうけど、送料が・・・
0.46mmが大健闘しているので、0.38mmのコーティングしているのと、あと4コース、5コース用のものも先日注文しました。4コースには0.72mm、5コースにはPistoy0.86mmを注文しました。Pistoyというのは、ガムート社のダニエル・ラーソン氏が開発したミドルレンジ用のガット弦です。ちょっときつくなるけど、1コース用に0.40mmも注文しておけばよかったかな。
私見では、バロック・リュート用のガット弦はまだ満足いく組み合わせが見いだせないと思います。問題点は、バス弦と1コース用の細い弦です。バス弦(6コースから13コース)は、いろんな人がこういうのがいいとか言っているしメーカーも一応推奨している弦があるんですが、ライブや録音を聴いたり自分で試したものも含めて、今ヒトツです。いくらバス弦の減衰時間が当時は短かったとは言え、ポコポコの音でしかも棒振動(直径が太いので弦の両端が振動しない)を起こして音程感が怪しいのでは話になりません。細い1弦はすぐに使えなくなります。
ピラミッド弦のながーい減衰時間は確かにもうちょっと何とかならんかなとは思いますけど、かと言っていくつかの録音にあるようなポコンという音では話になりません。アキーラ社が出しているオープン・ワウンド弦が行けそうな感じですが、現時点では生産していないらしいです。
今月はコンサートが入っていないでアレですけど、来月の初めにはひとつ小さなコンサートがありますので、ぼちぼち実験は終わりですね。(笑)ま、ガット弦実験はお金がかかります。少なくとも現時点では、とにかくガット弦でなければ、というような単純素朴な話ではないことは確かです。