リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

バロック音楽の旅VI

2012年06月11日 20時20分33秒 | 音楽系
今年もバロック音楽の旅が始まりました。

これは、桑名市教育委員会との共催で行われている5回連続講座で、うち1回が座学、残り4回は簡単な解説付きのコンサートです。9日が第1回で、「チェンバロの雅、ヴァージナルとリュートとクラヴサンの微妙な関係」と題して、イギリスのヴァージナル、リュート音楽、初期から中期にかけてのフランスバロックの鍵盤音楽を紹介いたしました。演奏はチェンバロが杉浦道子さん、そしてルネサンス・リュートとバロック・リュートのちょい出を私が担当させて頂きました。



この連続講座は今年で6年目を迎えます。今年は71名の方に応募していただきました。ここ何年かはコンスタントに60~70名の応募がありすっかり定着した感があります。とはいえ5月になると毎年沢山の人に来て頂けるだろうかと気をもみます。

なにせイチ地方都市に過ぎない桑名周辺で、コノ手の講座に来て頂けるようにするには、相当入念にいろんなかたちで宣伝をしなければなりません。嬉しいことに今年は昨年度からの先行予約が35名もありました。あと市教委のお世話で桑名市の広報で広告をしていただきました。それから中日新聞、ミニコミ紙Myミユ、六華苑コンサートと明治村コンサートでのチラシといつも多方面戦略です。

次回は6月30日(土)15時、会場は桑名市星見ヶ丘の大山田キリスト教会です。