リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

またバグか?

2025年03月10日 21時08分38秒 | 音楽系

今度のリサイタルで演奏する曲目のうち後半の曲は弾く度により良い左手ポジションを得るために絶えずタブを書き直しています。昨年のBWV1002のときもそうでした。編曲をするときはそういった作業が欠かせません。委嘱新作も広い意味で編曲になりますので左手や右手の最適運指を求めて何度も何度も直しては弾きをくりかえします。

昔なら紙に書きながら、訂正まるけになってしまいには何を書いていたのかわからない様になっていましたが、今は私は紙の楽譜を使っていないのでそういうことはなくなりました。

そういう働きを担っているのがiPad Airで走るforScoreです。先日もforScoreで修正した楽譜をきれいに書き直そうと、Sibeliusの元の楽譜を修正して、それをPDFに出力して保存。つぎにforScoreへクラウド経由で取り込むのですが、不思議なことに何度やってもforScore側に新しいファイルが反映しません。

iPad Airをリセットしても同じでした。これには困りました。新しい楽譜を取り込んだり古い楽譜ファイルを新しいものに更新することができなくなります。

ひょっとしてまたバグか、と思い、App Storeを見てみましたら最新版がありました。バージョンアップして再度同じ事をしましたら今度はあっさりファイルの更新ができるようになりました。やっぱりなんらかの不具合があったみたいですが、forScoreというアプリは他の著名なアプリと較べれば圧倒的にユーザーが少ないのでバグ情報も検索しても全く見当たりません。今回はたまたますぐに解決しましたが、今回みたいに何もバージョンを変えていないのにOSが新版になったら動作不良を起こすというのが一番やっかいです。今度のリサイタルまではiPad OSとforScoreは一切バージョンアップしないようにしておかないといけません。


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