リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

アメリカです

2013年12月23日 19時15分46秒 | 日々のこと
アメリカに来ています。まぁ、孫の守ということころです。プライベートコンサートをするかも知れないので、一応リュートは持って行きました。



利用した航空会社はアメリカン航空ですが、最近はあまり言わなくても楽器をキャビンの中に入れてくれます。航空機はボーイング700-20で、両端と小型のラゲッジスペース以外は、弦長70cmくらいのバロック・リュートまでならラゲッジスペースに入れることができます。でも満席の場合は、下手をすると入れるスペースがなくなりますので、チェックインの際にできるだけ優先して搭乗させてもらえるよう頼むと対応してくれます。その際、例のユナイテッド航空の事件を話題にするととても効果的だと思います。(笑)(You tube に United Breaks Guitars というのが出ています)

お正月には帰ってきますが、年末に出かけるのは、年末の諸事をすべて10日以上早く進行させなくていけないので結構大変です。年末の諸事といってもそんなに大げさなものではなく、実際は大掃除と年賀状くらいなんですが、それがなかなか・・・

大掃除は最近ずっとサボっていましたので、今年は何日かにわけて細かいところをきれいにしました。換気扇もピカピカに磨くぞと思いましたが、こちらはあまりに汚れがひどいので、思い切って新品に替えました。

年賀状はここ20数年間ずっと家族をテーマにしたイラストを描いていますので、もちろん今年もその路線で。何かの調査で、年賀状にプライベートな写真(たとえばペットとか恋人とか)を載せると結構嫌われるなんて書いてありまして、「えー、そうやったんか」と思いましたが、もう20数年も出しているのであとの祭り。でも終わりまで読んでみると、家族写真はそうではない、とありましたので、ひと安心。で、今年はアナログ手書き路線で、クレヨンで娘家族を含めて6人分描きました。

手書きで色を着けたのは今回が初めてでして、スキャンしてコンピュータに取り込んでみると、色の線がつぶれてオリジナルの線が出てこなくなるので苦慮いたしました。まぁ、そんな大げさなことを言うほどのレベルではないんですが、ちょっといろいろ加工してなんとか完成にこぎつけました。



そんなんやらかんやらで、バタバタして日本を飛び立ち、シカゴ郊外の娘宅でこのブログを書いています。やはりこちらは相当寒いですが、それでも普段よりは暖かいそうです。でも明日から寒波襲来らしくマイナス20度くらいになるようです。もうじっと家の中にいるよりほかはなさそうです。