リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

コンサート2つ

2014年12月15日 23時38分14秒 | 音楽系
日伊協会名古屋支部総会におけるコンサートとリュート音楽のひととき14のコンサートが終了しました。

二日続けて全く異なるレパートリーで使う楽器も異なるコンサートは少ししんどいものですが、結果的にそうなってしまったので仕方ありません。

日伊協会名古屋支部総会のコンサートは一昨年にもさせていただきましたが、今年はヴァイオリンの熊谷祥子さんとのデュオにいたしました。曲目は、コレルリのソナタを除いては、全て私のオリジナル曲、オリジナル編曲です。

会場は名古屋栄のラシック8F麻布ダノイというイタリアンレストランで、厨房のノイズなどが多いため、イクリプスのPAを使用しました。会場に着いて早速そのPAのセットアップをしましたら、なんとスピーカーに接続するバナナプラグのコードが抜けてしまいました。取り付けるためには細いマイナスドライバが必要です。お店の人にお願いしましたが、細いマイナスドライバはありません。

しかたないので、スピーカーに直接接続しました。今度こそ大丈夫と思って電源を入れましたがまだなりません。確か前日にチェックしたときはなっていたのですが・・・PAなしで演奏することも考えました。もちろんノイズが全く入らないとこれであれば、音量的にもバランス的にも全く問題ないのですが、この会場ではちょっと厳しいかも知れません。

本番まで少し時間がありましたので、接続を全て点検してきましたら、問題がみつかりました。アンプへの接続プラグがポロっと抜けていました!ロックができるタイプなので抜けるはずはないのですが、なんかのはずみで抜けてしまったのでしょう。これでやれやれです。

これで本番を無事迎えることができました。イクリプスのPAは小音量のPAですので、多くの方にはPAを使っているということはわからないで聴いて頂けたと思います。

リュート音楽のひととき14は私が平均半年に1回ひらいているコンサートです。このシリーズのほとんどのコンサートは、名古屋市北区のミューズサロンで開催しています。今回で14回目で、第1回は2005年12月に開催しました。

今回はフランスバロック音楽の系譜をたどるという趣向で、バラール、ゴーティエ、ガロー、ド・ヴィゼ、クープラン、ロイスナーの作品を演奏しました。こちらは音楽専門の会場で開催いたしますので、PAなどという「電気物」を使う必要が無いので準備が楽です。まぁリュートは本来はこうあるべきですけどね。(笑)

来年は第15回と16回を開催する予定です。16回の方が予定が先に決まっていませいて、11月28日(土)か12月5日(土)6日(日)のいずれかで開催予定でバッハの組曲を演奏予定です。15回の方は5月か6月頃を考えています。こちらはバッハにするかそれとも久しぶりにテオルボを弾こうかまだ迷っています。