リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

カリフォルニア州ロマ・リンダでコンサート

2015年12月27日 07時54分28秒 | 音楽系
アメリカのカリフォルニア州ロマ・リンダにある教会でミニミニコンサートを致しました。

娘の家があるロマ・リンダに24日から来ています。ロマ・リンダはロサンゼルスから100kmくらい離れた小さな街で平和そのものの所です。この町は実際平和ですが、川向こうの街で銃乱射事件があったのはまだ記憶に新しいです。

到着したのがクリスマスイブなので娘家族と一緒に教会に行きましたら、26日にナントカという行事があるが、2,3曲でいいからなんか弾いてくれないかと頼まれたのはいいですが、楽器がありません。

娘の家におもちゃのギターがあるといいましたら、それでいいからということでそのギターでミニミニコンサートをすることに相成りました。そもそも私はギタリストではないのでギターはあまりうまく弾けないのですが、さらにそのギターがえらく小さく、さらに作りもかなりいい加減なので、1弦の指は落とすは、音はならないはで三拍子も四拍子もそろっています。



曲はみなさんご存じの曲またはウケのいい曲でないといけないので、グリーンスリーブス、禁じられた遊びとオリジナルの夏のプレリュードを演奏しました。

ギターを持ちながらなぜかリュートの説明をしたりして、ちょっと変なコンサートでしたが、教会に集う信者の皆さんはとても熱心に聴いてくださいました。本当のリュートの音はこうなんだ、ということでCDも販売させていただきましたが、売り上げは全額教会に寄進したのは言うまでもありません。