リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

驚きの政策!

2018年06月17日 21時00分02秒 | 日々のこと
我が家の自然どくだみ園の花も少なくなってきました。今年は暫くブログのタイトル写真をドクダミ写真にして、定期的に更新しているのですが、お気づきでした?

さて、先日電力会社の領収証を頂きましたが、この領収書を見ていていつもハラが立つのは、再生エネルギー発電促進賦課金というのが高すぎることです。なんとかなりませんですかねぇ。小さい字で書かれているので見過ごされがちですが、我が家の場合(どこでも同じでしょうけど)消費税より多いです。現在kwhあたり2.90円ですが、調べて見ましたら、2012年は0.22円でしたので、なんとこの6年間に10倍超になりました。

この賦課金というのは、売電してきた人や業者に支払う代金に使うということですが、簡単に言えば個人や業者にせっせと私が金を出しているということですよね。でもこれって何かヘンな感じがします。

例えば、トヨタ自動車の車を私が買えば、その代金はトヨタ自動車の利益になります。でも例えば太陽光発電を事業にしている人から私は何も買っていないのに、結構な金額を彼らに払い彼らの利益にしていることになります。再生エネルギーを普及させるための措置として、0.22円/kwh程度なら、まぁいいかってことでしょうけど、現行の2.90円はさすがにひどいです。調べて見ましたら、そのうちこの施策は終了するそうですが、しばらくはまだ上がり続けるらしいです。

そんなに言うのなら、売電金をもらう側になるべく、自分の家の屋根に太陽光発電パネルを載せればいいわけですが、100ン十万くらいはかかるそうです。ちょっとねぇ・・・太陽光発電をやろうと思わせるために、ここまで賦課金をあげているんだ、こういう政策なんだと思えなくもないですが、でも非常に不公平な政策です。消費税も逆累進性が高いと言われていますが、この賦課金はもっと逆累進性が高いのでは?でも不思議なのはなんでみんなこれをあまり問題にしないのかな?世の中問題が多すぎてとてもここまで手がまわらないとか。