リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

バロック音楽の旅12第5回コンサート

2018年12月10日 21時49分33秒 | 音楽系
バロック音楽の旅12第5回コンサートが終了しました。最近ずっと暖かかったのですが、前日から急に寒くなりましたが、沢山の方にお越し頂きました。



今回は福岡より、バロック・ギターとテオルボの太田耕平さんをお招きしてのコンサートです。バロック・ギターとテオルボのコンサートですので、ラテン系の国の曲が多くなりがちですが、1曲バッハの組曲をプログラムに加えて頂きました。



プログラムは以下の通りです。

ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー (1575~1650)
トッカータ第7番

ガスパール・サンス(1640~1710)  
トランペットとクラリーヌ、エスパニョレッタ、カナリオス
  
ヨハン・セバスチャン・バッハ(1685-1750)
組曲第1番ト長調 BWV1007
(プレリュード、アルマンド、クーラント、サラバンド、メヌエットⅠⅡ、ジグ) 

ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー (1575~1650)
  アルぺッジャータとカナリオ

アレッサンドロ・ピッチニーニ(1560-1638)            
  チャッコーナ  

フランチェスコ・コルベッタ(1615~1681)
気まぐれなシャコンヌ          

ロベール・ド・ヴィゼー(ca.1650- ca.1732)
パッサカリア
組曲ト長調
(プレリュード、アルマンド、クーラント、サラバンド、シャコンヌ)


バッハも素敵ですけど、ラテン系の国の人が書いた作品は華やかでいいですね。実は太田さんは一日前に来桑し、拙宅にお泊まり頂きました。その際楽器も見せて頂きました。バロック・ギターがスティーブン・マーフィー、テオルボがホセ・ミゲル・モレーノの作です。自分の持っている楽器と比較しながら弾かせてもらいましたが、2本ともとてもいい楽器ですが、バロック・ギターが特にいい楽器でした。

さて次回は最終回、2019年1月20日、リコーダー・カルテット「まるかる」のコンサートです。最終回だけでも参加できますので、聴いてみたい方はぜひお越し下さい。