リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

春休み

2005年03月25日 23時28分43秒 | 日記
この間謝肉祭休みというのがあったばかりですけど、今日から春休み。日本の学校もぼちぼち春休みかな。明日は金曜日ですが、カールフライタークといいまして、何でもキリストの受難を記念した日らしいです。嘆きの金曜日とも言うそうです。去年もこの時期にはバッハの受難曲が何回も上演されました。去年はエマニュエルのヨハネ受難曲を含めると5回もヨハネ受難曲をこの時期に聴きました。今年はさすがに食傷気味なので聴きに行っていませんけど、たぶんマルティンス教会あたりでやっているんでしょうね。
夕べは遅くまで新しい楽器を愛でていましたが、今日もその続きです。(笑)弦を何本か別のに換えたり、新しいストラップを作ったりもしていました。前のデュルビー作の楽器とはかなりキャラクタの違う楽器ですので、曲を弾いても前とは弾き方が少し変わってしまいます。スコラから借りていた楽器にやっと慣れてきたところで、また楽器をかえることになり、頭の切り替えが大変ですね。
昨日モーリスの工房ではじめて弾いたときは、ブリッジ側の複弦の幅が広いので弾きにくかったのですけど、これはすぐに慣れました。複弦の幅を広くするのは、自分でわざわざ彼に頼んだことなんですが、一時はやめとけばよかったかなと思いました。でもすぐに慣れることができたのでよかったです。
さて、ぼちぼち夕食の時間ですが、今日は野菜も米もストックがありません。作った雑炊が残っていて夕食はそれで何とかなりますが、明日の分の食料はありません。確か明日はお店がみんな休みになるそうです。嘆きの金曜日にならないように、今日のうちに駅前のミグロに買い物にいってきます。

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