リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

大学祭コンサート

2008年06月07日 22時52分58秒 | 日々のこと
今日は古楽をやっているN大学の学生サークルKが大学祭期間中に学内で発表会があるというので、聴きに行ってきました。先週の天気予報だと、今日は雨が降るかなという感じでしたが、うまい具合に梅雨の間の晴れ間に当たりました。

学内の会場の場所がはっきりとわからなかったんですが、地下鉄の駅の構内でなんと学生が案内のデスクを出していました。今時の大学祭は親切ですねぇ。

会場の建物までの道は模擬店がずらりと並んでいました。少しおなかが空いていたので何か食べようかなと思ったんですが、時間もなかったので、飲み物だけ買いました。そうそう、無農薬栽培のジャガイモが販売されてましたねぇ。帰りに買えばいいかと思って買わなかったんですが、帰りは違うルートで大学を出ましたので、行くときに買っておけばよかったです。

さて、会場にはすでに数十人の聴衆が詰めかけていました。なかなかすごいですね。部員のみなさんが一生懸命動員した成果があったようですね。またいわゆる飛び込みみたいな感じの方もいらっしゃったので、日本の古楽人気の底堅さを見た思いがしました。ってちょっとおおげさか。(笑)

リュートが入ったアンサンブルとリュート二重奏は先週のレッスンの成果が良く出ていてなかなかの出来でした。コンサートが始まる前に、後ろのほうのお客さんからこんな声が聞こえてきました。

「リュートが入るんですってねぇ」
「ええ、リュートって珍しいけどいいですよねぇ」

思わずふり向いて「ええ、ええ、そりゃもうすばらしいの一言ですよ」って言おうかと思ってしまいました。(笑)

この方たちもきっと満足して帰ったのではないでしょうか。リュート以外の曲では、ルネサンス時代の器楽曲、フランスバロックの曲が演奏されました。この古楽のサークルは、創設30年くらいかと思うんですが、脈々と活動が続いている希有な存在です。最近では何人かの人がきちんとプロのレッスンを受けている由。なかなかいい傾向です。以前は弦楽器はガンバのみ、あとリコーダー多数という感じのときもあったんですが、ヴァイオリンやらリュートも定着してきて楽器の種類も増えてきました。今後のますますの充実を期待してますよ。

追)
そうそう、帰宅してテレビを見たら、ちょうど私が帰ろうとしてた頃、模擬店で食中毒が起こったようで、大変だったみたいです。帰りに行きと同じルートを戻っていれば大変な状況に遭遇してたかも。

今日も粛々と

2008年06月04日 14時08分04秒 | 日々のこと
そうそう、コンピュータ復旧で思い出したんですが、Spybotのアップデートファイルをインストールしてからスキャンしたんでした。これが最近のスパイウェアに対応していて、やっつけてくれたんでしょうか。

今日もいままでの怪しい動き(フロッピードライブへの尋常ならざるアクセス、動作が異様に遅くなりハングアップなど)は、ぴたりと収まり、また以前の空気のような状態のコンピュータになってます。コンピュータは存在を感じさせない空気みたいなのが一番いいですね。

喉元すぎればナントカで、もうバックアップなんて面倒だな、なんて思い始めていますが(笑)、これはでもきちんとやっとかんといかんですね。いままでコンピュータのトラブル(主にハードディスクにからんだものが多かったです)に何度も苦しんだことがあるので、ここ何年かは1年に1回くらいの期間でハードディスクを交換してます。この期間だとハードディスクのトラブルはまず起こりえないですが、最近のものはもう少し使っても大丈夫のような気がします。

それよりネットワーク関連での危険の方が多そうなので、ネットにつなげる専用のコンピュータといろいろなアプリを動かす専用(これはネットにつなげない)の2台でやって行こうかなとも考えてます。これなら、たとえネットにつながったコンピュータがウィルスやスパイウエアにやられたとしてもそんなに被害は大きくはありませんから。でも不便そう・・・

コンピュータ復旧

2008年06月03日 13時21分50秒 | 日々のこと
コンピュータが不調だったので、早速大須にハードディスクとセキュリティ関連のソフトを買いに行きました。自宅の据え置きコンピュータ(自作機)は仕様が古いのでハードディスクはE-IDEというインターフェースです。250ギガでいいんですが、大須のツクモで見たら、えらい安かったです。何と6000円台でした。2年くらい前、同じインターフェースで80ギガのハードディスクを8000円で買って喜んでいたんですが、何かものの値段がおかしくなってますねぇ。ってまぁ、安いにこしたことはありませんが。(笑)

今使っているセキュリティソフトがノートンのアンチウィルス2008ですが、こいつがどうも頼りなかったからいけないんで、他社のものに乗り換えようということで、ジャスト・システムから出ているカスペルスキー・インターネット・セキュリティというのを買って来ました。

さて家に戻ってコンピュータの電源を入れると・・・あれれ、何事もなかったかのように粛々と稼働するではありませんか。この前の不調はなんだったんでしょう。こんなはずでは、(ホントはこの方がいいんですが)と、金曜日のことを思い出してみました。土曜日、日曜日は別のコンピュータで仕事してましたので、今日3日ぶりで電源をいれます。

確かフリーのSpybotとAd-awareを導入したら、共存できないということだったので、Ad-awareを削除して、Spybotでスキャンしました。1回目は効果がなくて、しばらく時間をおいてもう1回スキャンしました。そしてその後電源を落として今日に至る・・・

ということはSpybotの2回目のスキャンが効いたのでしょうか。記憶が曖昧ですが、2回目のスキャン後もホッコリしなかった(=going not so well)ような記憶があるんですが、まぁ、何事もなく動いてるんだからこれでいいか。まだ爆弾を抱えているような可能性もありますので、いつ何時調子が悪くなるかもわかりませんが。

ということで、バックアップだけは取ることにしました。それとノートンはまだ180日残ってるので、それ以降にカスペルスキー・インターネット・セキュリティを導入することにしました。Spybotが効いたんなら、無駄な買い物だったような気もしますが・・・

教室発表会

2008年06月02日 13時28分05秒 | 音楽系
昨日は私のリュート教室(自宅教室、ミューズ教室)の合同発表会でした。この発表会も今年で3回目です。お陰様で生徒さんの数も着実に増えてきまして、誠に喜ばしい限りです。生徒の皆様、ならびに聴きに来て頂いた方々に厚く御礼申し上げます。

最近の特徴といいますが、ネットで検索して私の教室の存在を知ったという方が結構いらっしゃいまして、どっちかというとネット情報がきっかけになったという方がメインになりつつあります。ウチの教室とインターネットは切っても切り離せない関係になっています。インターネットがなければ存在を知って頂けなかったわけですから、インターネットはありがたいものです。別の言い方をすると、リュートとか古楽の愛好家は考えられているより多くの愛好家が存在するということでもあるわけですね。

さて、各生徒さんの発表は皆さん緊張されつつも、今までの成果を披露していただきました。全員年々力をつけてきているのがとても嬉しいです。今年は発表されなかった方も、来年は発表を楽しみにしています。

リュート属の楽器の演奏に興味のある方はもちろん、ギターでバロック音楽をされている方や音楽理論、通奏低音を勉強したい方は一度教室を覗いてみませんか。自宅教室、ミューズ教室いずれも受け付けています。(要事前連絡)