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良いものを引き出しあう人間関係

2015年02月05日 | その他もろもろ
最近の厳しい社会情勢を見ながら、いろいろなことを考えていました。この困難なとき、自分にできることはなにか?自分の使命はなにか?と考える、第三者・傍観者にならず自分のこととして考える、というのが非常に重要だと思うので、わたしの力量で考えてみたことなのですが、、、。

平和を作り出す。

というとものすごく大げさだし、それほど大それた話をしようとしているのではないのですが、平和というのは自分の身の回りから始まるのではないか、と思います。そうして自分のことを考えてみると、わたしはとてもよい友人たちに囲まれています。いつも私を励ましてくれ、勇気づけてくれ、いたわってくれて、頑張りすぎないように声をかけてくれます。わたしのことをいつも褒めてくれ、認めてくれます。そういう中では、私の一番よいところが引き出されます。しかし、私のよいところが引き出されない関係というのも実はあって、そういうときは残念ながらお互い幸せな関係にはなれません。人間は善も持っているし悪も持っているので、よいところだけの人などいないのですが、良いところが引き出される関係、になれば、不思議とよいところばかり出てくるのです。

どうしたらお互いのよいところを引き出しあえるのだろう。

ということを、考えてみたいと思います。
単に褒めればいいというのではないですが、褒めるということは一つキーワードです。褒めるというのは、相手が持っているものを見つけて言葉にするということで、ないものを無理やり作り出すことではありません。その人が確かに持っているものを言葉にする、というだけです。できてもいないことをできていると言って偽りに喜ばせるのではなくて、本当に持っているもの。それを見つけないといけませんが、必ず見つかると思います。言葉にする、ということについては過去にも何度か書いていますが、とても大事なことです。自分の夢や目標を言葉にして表すと、現実になる確率がぐんと上がります。言葉はものすごく強い力を持っています。ですから、逆に言うと、破壊力ももっています。状況は同じでも、言葉によって現実に対する幸と不幸を分ける気がします。

もう一つのキーワードは想像力、ではないかと思います。こういうことをしたらこうなるだろう、とか。こういうことをしてもらったら相手は助かるんじゃないかな、とか。ちょっと考えたら予測がつくことを、全然考えないで自分の思いだけでやってしまう、ということが私たちにはままあります。想像力を育てるには、世界を広く持っておかないといけません。自分の持っている引き出しが少ないと、別の考えに思い至りません。だから教養って大事なんじゃないかと思います。そして、私たちの生きているこの社会を理解するには、自分と違う価値観・環境に生きる人と関わりをもっていかないとどうにもならないんじゃないか、と思います。

お互いの良いところを引き出しあい、感謝と尊敬の心を持ち、お互いに成長しあえる関係が、小さくても世界のあちこちにあれば、それが少しずつつながって大きな平和に広がるのではないか、と思います。この困難な時を乗り越えるには、私のできること、をまずはやらねばなりません。アクションすなわち行動、が大事です。












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